「近所の歴史ある神社を訪れたときの不思議な出来事です。写真を撮ろうとした瞬間、誰かに肩をドンと押された気がしたのです。でも、振り向いても誰もいません。なんだろうと思いつつも、シャッターボタンは押したのですが...」

■神社の隣には過去に焼失してしまった神社があって...
今から8年前のことです。
近所にある神社に行きました。
この神社の隣の空き地は、子どもが遊べる公園になっています。
といっても遊具は劣化していて、子どもは誰も遊んではいませんでした。
高台にあるので、眺めも良い場所ですが、現在は日中でも人もほとんどいない静かな公園です。
当時、私は趣味で地域の伝説・民話を追っていました。
時間が空いたときは現地に赴いて写真を撮ったりしていたのです。
実は公園があるこの神社の隣に、もう1つ神社があったのですが、昭和38年に焼失してしまったとのことです。
公園の隅の方に古い石碑がいくつか残されていて、湯飲みやコップ、花立てなどもあり、コップには水も入っていて、おしきびが入っている花立てもあったことを覚えています。
私は、石碑などがあると必ずお参りをして、写真を撮らせてもらうのですが、ちょうど近所の方でしょうか、おじいさんがお水を取り替えに来ていました。
この方はこれらの石碑を守っているとおっしゃっていました。
私がここに来た理由は、江戸時代の浄土宗の僧侶・徳本上人の石碑がここに残されていると、地元の資料で見つけたからです。
徳本上人の石碑は確かにありましたが、本物かどうかは分かりませんが、江戸時代のお坊さんで、各地を回っていたと伝えられています。
石碑の写真を撮り、高台のため眺めも良いので町の写真も撮ろうとしたときのことです。
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