「80代後半の母が暮らす実家を訪れては、自分の私物を片付けています。先日、写真の整理を始めようとしたら、母が『写真は絶対に捨てないで』としきりに繰り返すのです。大量の写真をこのまま取っておくわけにもいきません。どうしようと途方に暮れていたのですが...」

■認知症気味の母がしきりに『写真を捨てないで』なぜ...?
実家は車で1時間ほどのところにあり、80代後半の母が1人で暮らしています。
父は10年ほど前に他界しました。
兄がすぐ近くに住んでいて、毎日のように顔を出したり泊まったりしてくれるので、安心ではあるのですが、母は「認知症気味」です。
正式に医師から診断を受けたわけではないのですが、とにかく同じことを繰り返し言うのです。
実家には、まだ私の私物も置いてあるので、その処分をしなくてはと、時折訪ねては片付けをしています。
先日、写真の整理をしようと眺めていると、横から母が「写真は絶対に捨てないでよ」としきりに繰り返します。
「分かった、分かった」と言いながらも、膨大な数の写真を全部取っておくわけにもいかず、デジカメに収めてから捨てるかどうしようかと途方に暮れていました。
特にアルバムに貼られているわけでもなく適当に袋に入った写真も多く、「母も私と一緒で大雑把?」と苦笑していましたが、幼少期の私の写真をふと裏返してみて驚きました。
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