「先日、大学生になった子どもと話していたら、自分の大学時代を思い出しました。若い頃って、無駄に楽しい時間がたくさんありましたよね。その中でも、とっておきのおバカなエピソードを話したいと思います」

■家が厳しかった私は深夜ドライブにワクワク
一番上の子どもが今年の春から大学生になりました。
勉強にサークルやアルバイトなど、大学生活を楽しんでいるようです。
かくいう私も数十年前に大学生活を謳歌していた1人です。
子どもから「お母さんはどんな学生時代を送ってたの?」と聞かれ、いろいろと話をしているうちに、思い出がどんどん蘇ってきました。
その中でもとっておきのおバカ話をしたいと思います。
私が大学生の頃はバブル経済真っただ中で、世間全体が浮かれムード。
とにかく金回りが良い時代でした。
私は入学と同時に学生寮に入居し、学費等は奨学金制度を利用したとしても、他の生活費用はほぼアルバイト代で賄うことができました。
大学は非常にのどかな地域にあったので、車は生活必需品に近い感じでした。
アルバイトで貯めたお金で(中には親に出してもらった人もいるでしょうけど)まずは自動車教習所に通い、その後、車もしくはバイクを購入する学生がたくさんいました。
アルバイトでもガッツリ稼げたのがバブル時代でした。
入学して一月たった頃のある週末、寮のロビーでみんなと雑談していたら、新車(ホンダのシビック)を買って間もない男子寮の先輩から「みんなで深夜ドライブに行かない?」と誘われました。
高校卒業時まで門限厳守の厳格な父母のもとに育った私には、それが非日常的で魅力あるワクワク体験に映りました。
「行きます!」とすぐに手を上げたのは私だけ...。
結局、ドライバーの先輩とその友人2人、そして私の計4人でその日、深夜ドライブに出かけることになりました。
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