泣きじゃくっていた父が豹変!実の姉の葬儀を「やっぱりオレ、行かない」その理由にあ然...<前編>

「私の父は、とにかくセコい...。どんなときも、絶対にお金を出したくないという人です。それは、冠婚葬祭も例外ではなく...。娘の私も呆れる数々のエピソードを紹介します」

泣きじゃくっていた父が豹変!実の姉の葬儀を「やっぱりオレ、行かない」その理由にあ然...<前編> 19.jpg

■訃報を聞いて号泣していた父が「香典」と聞くと...

昨年、叔母が亡くなりました。

叔母は父の姉で、父との関係はとても良好でした。

父と叔母は年齢が10歳以上離れていたこともあり、父にとっては母のような存在でもあったようです。

そんなわけで叔母の死は、父にとって相当のショックだったようで、訃報を聞いての取り乱し方は尋常ではなく、まるで幼子のよう。

「ねーちゃんが死んじゃった! ねーちゃんが死んじゃった!」と何度も叫び、見ているこっちがドン引きしてしまうほどの泣きじゃくりっぷりでした。

しかも、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら「最後の~、お別れは~、キチンとしたい~~~!」と叫ぶのです。

私も父の深い悲しみを感じ「お通夜に行きたいのね?」「お葬式も行こうね」と優しく声をかけました。

父からは「うん、絶対に行きたい。連れてって」との返事があったので、私は翌日の通夜の準備に取り掛かりました。

泣きじゃくる父をなだめながら喪服、手荷物などの準備を終えました。

そこで私が「お香典、いくら包もうか?」と相談した途端、泣きじゃくっていた父が豹変したのです。

これまでの号泣がウソのように冷静さを取り戻し...ひと言。

「やっぱりオレ行かない」

思わず「え~~~!!!」と突っ込みたくなる私たち。

その様子は、さながら「良くできたコント」と言えるレベルだったと思います。

そこで私は改めて思い出しました。

私の父は「超人的にセコい」ということを...。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP