「お前は家にいろ!」母の外出を全力で阻止する父VS母を救いたい娘。バトルの結果は...<後編>

「母の外出を全力で阻止する70代後半の父。もう母がかわいそうです。ならばと娘の私が母を救うべく、理不尽な父に応戦することを決意しました! その解決策とは...」

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■わざと鍵を忘れて外出する父。私の作戦は...

この日の父はお友だちと夕方からカラオケ大会。

ならば母は我が家で夕飯を一緒に食べようと誘いましたが、これにも父の邪魔が入ります。

なんと今度は、わざわざ家の鍵を置いて出かけるのです。

「忘れただけじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、そんなことは絶対にないのです。

と言うのも、父は鍵をなくしてしまうので、その対策ということで父のバッグにキーチェーンをつけて外れないようにしていたのです。

つまり、バッグからわざわざ外さない限り、自然と取れることはありません。

それに、外した鍵は目につく場所に置いていくのです。

母のベッドの真ん中あたりに。

それを見ると、「鍵はここにある。家で待ってろ」と言っているように感じ、ついムカついてしまいます。

でも、私はそれしきではへこたれません。

こうなると出かけることはできませんので、急遽予定そのものをチェンジ。

私の家族ごと実家に行って、夕飯は持ちこめばOK。

あとは楽しい時間を共に過ごすだけ。

食事は「どこで食べるか?」よりも、「だれと食べるか」のほうが大切。

楽しい食事の時間を過ごせれば、場所なんてどこだっていいのです。

これが私の父。

いい年して、母を束縛したいのか、あるいはやきもち?単なる嫌がらせ?といつも周囲を困惑させる行動ばかりします。

しかもここ数年でいっそうひどくなっていますので、これからもうまく対処しなければと思っています。

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