まさかそこで骨折!? ちょっとした段差が命取りに。元気だった義母が介護施設に入所するとは<後編>

「自宅でずっと過ごしたいと細心の注意を払い生活していた高齢の義母。慣れているはずの自宅で転倒してしまいました。入院することになりましたが、幸い軽症の骨折ということで、安心していたのですが...。まさかの事態が発生したのです」

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■入院前の生活が不可能になった義母。私たちに迫られた選択は...

しかし、慣れない病院での生活の中で、なんと廊下で滑って転倒。

軽度の骨折が重度の骨折となってしまったのです。

もともとの骨の状態もよくなかったこともあり、長期間の入院を余儀なくされました。
その後、リハビリを頑張って何とか歩けるまでに回復したのですが、補助は必要となりましたので、入院前の生活は到底無理な状況です。

もう、介護施設への入所以外の選択肢は私たちには残っていませんでした。
結局は入院からスライドするように、介護施設での生活をスタートさせることになったのですが、とても悲しそうな義母の顔を見ていると、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかしこのときにはそれが精一杯。

心を鬼にして介護施設への入所手続きを進めていきました。

最初は抵抗していた義母でしたが「安全に生活するには仕方ない」と説き伏せた結果、しぶしぶ納得してくれました。

こうして義母の介護施設での生活がスタート。

心はチクッと傷みますが、これでもう安全に生活できると考えると正直ほっとしている部分の方が大きいです。

ですが、安心ばかりはしていられません。

今度は金銭的な問題があります。

どの程度お金が必要なのかびくびくの私たち夫婦。

それに、それを誰が賄うのか兄弟を中心にした話し合いも必要となりますので、これはこれでとっても高いハードルでした。

どこの家庭もまだまだ学生の子どもを持つ身でしたので、金銭問題の解決は至難の業。

まさに手探り状態。夫とその兄が中心であれこれ話し合いをしつつ、今も何とかやりくりしているのが現状です。

加えて生じるのが介護。

いくら介護施設に入所しているとはいえ、義母が外出を望めば車での送り迎え、その間の生活面のサポートは必須になります。

歩くこと、食べること、トイレ、薬の時間など、すべてにおいてサポートをしながらの生活です。

どちらも正直とても大変ですが、母は自分である程度生活できていること、会話が可能なことなどを考えると、私たちはまだ幸せなのかもしれないとも思っています。

これからもずっとサポートができるよう、適度に気を抜きつつも踏ん張っていきたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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