「ボロ布にシミも...」。手芸好き先輩の作品を褒めた結果、頼んでもないプレゼントが...どうすればいい?<前編>

「最近転職したばかりの職場。早速、人間関係で悩んでいます。ハンドメイド好きの先輩なのですが...」

「ボロ布にシミも...」。手芸好き先輩の作品を褒めた結果、頼んでもないプレゼントが...どうすればいい?<前編> 18.jpg

■「手芸愛」を熱く語る職場の先輩

転職したばかりの52歳の主婦です。

現在の職場の先輩Aさん(65歳女性)のハンドメイド攻撃にモヤモヤしています。

私の新しい職場は、お昼休みは交代で取り、休憩室で過ごすのが基本です。

ある日、在職20年のベテランAさんと、二人きりでのお昼休みとなりました。

新しい職場でうまくやっていくには、Aさんを敵に回すわけにはいきません。

それなのに私はテンパってしまい、お茶をテーブルにこぼしてしまいました。

「す、すみません」と慌てる私に、Aさんは「これで拭きなよ」と、パッチワーク・キルトのティッシュ入れを差し出してくれました。

そのティッシュ入れは、ひと目で手作りの品だとわかりました。

縫い目が明らかにミシンによるものではないのです。

薄茶とグレーの切れ布の配色も「シック」というよりは「地味」に近い印象でした。

でも、ボタン付けすら面倒な私からすれば、充分に称賛に値する品だったので、Aさんに尋ねました。

「素敵なティッシュ入れですね。Aさんが作られたのですか?」

Aさんは大きく頷くと、「手芸が趣味であること」「特に針仕事が好きで、お菓子をつまみながら針を動かすのが、至上の楽しみであること」など手芸愛を熱く語り始めました。

そのとき「あなたにも作ってあげるね」と言われたのですが、社交辞令だと思い、気にもしませんでした。

ですので、翌朝、職場に着くなりAさんから、「はい。約束のアレ」と小さな紙袋を手渡されたときは、本気で何の約束なのか思い出せませんでした...。

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