「高校時代からの友人の話です。親友だと思っていたのは私だけなのでしょうか? 切なくなることがありました...」
■辛い時、高校時代の親友の声が聞きたくなった私
大人になってからはなかなか友人ができないという話や、学生時代の友人は一生の友達という話も聞きますが、私がおつき合いしている友人はほとんどが大人になってからの友人です。
ですが、断捨離をする中で昔の写真や手紙が出てきて、高校からの親友のことを懐かしく思い出すことが時々あります。
暗い性格の私にできた高校生活初めての友人。
彼女は明るくまぶしいような笑顔でした。
高校3年間、そして卒業してからも10年以上ずっと仲良く、お互い転勤になっても時間をみては遊びに行き合うほどでした。
彼女の結婚式では友人代表挨拶をし、家族ぐるみでつき合っていました。
彼女が仕事で家を空けるときは、旦那さんが子ども達を一人で見るのが大変だからと私は手伝いを頼まれ、彼女の家に行くこともありました。
信頼されているんだなと強く思う出来事でした。
しかし、私の結婚が決まった頃、彼女は2人の子どもを保育園に預けて働きはじめ、旦那さんの転職、義親との同居開始など多忙をきわめていました。
結婚を電話で報告すると泣きながら祝福してくれました。
披露宴は行わないので友人挨拶はお願いできないけど一度食事にいきたいなと話をしていましたが、予定がなかなか合わず新婚旅行後もお土産は発送していました。
時々今までのようにランチでも!という感じで予定をうかがいながらも、仕事に子育てに忙しい彼女とは会えず少し寂しい思いをしていました。
結婚して一度も会えない状態が続く中、私自身も不妊治療を開始し結果が出ず、つらい日々を過ごしていました。
彼女と話がしたいという思いが強くなり、あるとき「今度の日曜日、ランチでもどう?」と電話をしてみたのです。
すると...。
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