「ごめんね...」トイレに間に合わず涙した80代義母。二度と悲しい思いをさせないために...!<後編>

「高齢の義母との外出先でのトイレ問題。以前、間に合わず義母に悲しい思いをさせてしまった経験があります。そこで、夫と2人で、義母がラクラク移動できるように対策を練り、実践してみると...」

「ごめんね...」トイレに間に合わず涙した80代義母。二度と悲しい思いをさせないために...!<後編> 19.jpg

■「お義母さんラクラク移動プロジェクト」ってなに?

そのために具体的に何をどうするのか、アイデアを出し合って実践方法を取り決めました。

具体的な方法は、以下の4点。

1:介護施設から目的地の病院までの多目的トイレをリサーチ。

2:移動ルートは多目的トイレ同士を線で結んだルートにすること。

3:混雑を避けるためるため、移動する時間ごとにルートを工夫すること。

4:多目的トイレ付近になったら、それとなく「大丈夫?」と確認すること。

これを元に移動することにしました。

しかし細かな点はやってみないとわかりません。

ということで、私がシミュレーションしてみることにしました。

その結果、「多目的トイレの目の前に車が止められない」などの問題が顕在化し、その場所の多目的トイレは避けることに決めました。

このように厳しくチェックすることで、ベストな移動ルートが判明。

出発地点の介護施設から3箇所の多目的トイレを経て移動することに決まりました。

一番最初の多目的トイレまでは約10分と、この間は少々緊張しつつの移動となります。

しかし、その次の多目的トイレまで約1分、そしてその後は5分、そして目的地へ到着するので、後半の移動は比較的安心感をもって動けるルートとなりました。

高齢者の移動、特にトイレ問題はとってもセンシティブ。

だからこそ周囲のサポートで何とか問題を回避する工夫が必要だと痛感しています。

きっとこれは誰もが通る道。

これからも可能な限りサポートしながらラクラク移動を実現していきたいと思います。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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