「高齢の義母との外出先でのトイレ問題。以前、間に合わず義母に悲しい思いをさせてしまった経験があります。そこで、夫と2人で、義母がラクラク移動できるように対策を練り、実践してみると...」
■「お義母さんラクラク移動プロジェクト」ってなに?
そのために具体的に何をどうするのか、アイデアを出し合って実践方法を取り決めました。
具体的な方法は、以下の4点。
1:介護施設から目的地の病院までの多目的トイレをリサーチ。
2:移動ルートは多目的トイレ同士を線で結んだルートにすること。
3:混雑を避けるためるため、移動する時間ごとにルートを工夫すること。
4:多目的トイレ付近になったら、それとなく「大丈夫?」と確認すること。
これを元に移動することにしました。
しかし細かな点はやってみないとわかりません。
ということで、私がシミュレーションしてみることにしました。
その結果、「多目的トイレの目の前に車が止められない」などの問題が顕在化し、その場所の多目的トイレは避けることに決めました。
このように厳しくチェックすることで、ベストな移動ルートが判明。
出発地点の介護施設から3箇所の多目的トイレを経て移動することに決まりました。
一番最初の多目的トイレまでは約10分と、この間は少々緊張しつつの移動となります。
しかし、その次の多目的トイレまで約1分、そしてその後は5分、そして目的地へ到着するので、後半の移動は比較的安心感をもって動けるルートとなりました。
高齢者の移動、特にトイレ問題はとってもセンシティブ。
だからこそ周囲のサポートで何とか問題を回避する工夫が必要だと痛感しています。
きっとこれは誰もが通る道。
これからも可能な限りサポートしながらラクラク移動を実現していきたいと思います。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。