「〇〇さん、入院したらしいわよ」朝から晩まで、他人の「不幸話」を喋りまくる母がストレス<後編>

「同居する母がお喋り好きで困っています。朝から晩まで他人のネガティブな話ばかり。最近は娘までウンザリしている様子。聞いているこちらが疲れてしまいます...」

「〇〇さん、入院したらしいわよ」朝から晩まで、他人の「不幸話」を喋りまくる母がストレス<後編> 2.jpg

■私も娘も母のお喋りが苦痛

「おばあちゃんとのご飯は美味しくない」と。

「誰が死んだとか入院したとか、聞いてると気持ちが沈む」と...。

気持ちはもちろん分かります。

でも母は「そんなこと言ったって」と納得がいかない様子。

そういうときは私も「そうだよね、もっと明るい話がいいよね」と娘の意見に賛同します。

すると少し仕方なさそうに母が話すのをやめるのです。

私と娘が実家で両親と同居することを拒んでいた頃、父が「理由は分かっている」と言っていました。

私も娘も母のお喋りを苦痛に感じていたことを知っていたのです。

そして父も母の相手をするのは大変だと何度もこぼしていました。

家で愚痴ばかり言うなと伝えたらどうかと父に言いましたが、それで機嫌を悪くするほうが面倒だと溜め息をついていた父。

その頃はまだ心のどこかで父も大変だなと他人事のように受け止めていましたが、父が亡くなり、大変さを身にしみて感じるようになりました。

本当に困ったものだなと毎日頭を抱えてしまっています。

母親が元気なことはとても良いことだとは思うのです。

でも、もう少し家族のことを考えてほしい。私や娘の言うことを受け入れて、明るく食事ができるよう多少は気を遣ってくれても良いのにと思ってしまいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP