「店を予約したよ」叔父から届いたメール。そこには知らない女性の名前があり...<前編>

「父親代わりの叔父から不倫をしている事実を告げられました。元夫の浮気が原因で離婚した私は、叔父に失望しています」

「店を予約したよ」叔父から届いたメール。そこには知らない女性の名前があり...<前編> 34.jpg

■きっかけは叔父からの誤送信LINE

2020年1月、実父(享年73歳)が直腸がんで他界しました。

父は末っ子の私を溺愛していて、私が結婚して親になっても顔を合わせると「大丈夫か? 何かあったらお父さんが守ってあげるから連絡をよこしなさい」といつも言っていました。

私は「もう私もおばさんで子どももいるんだし、心配しないで」と返していました。

しかし、守られていることを心強く感じていたので、父が亡くなったときは本当にショックでした。

心にぽっかりと穴が空いてしまい、立ち直るまでに時間がかかりました。

そして、2021年の12月に夫(48歳)の浮気が発覚し、何度も話し合いをしましたが、2023年3月に離婚が成立しました。

私は就職して娘(20歳)と息子(16歳)を引き取り、実家でひとり暮らしをしていた母(78歳)と同居することになったのです。

父が亡くなってから、私を気にかけてくれたのが叔父です。

私たちのことを心配してくれる叔父に状況を話していると、たまたま叔父の会社と私が就職した会社が近いことが分かり、仕事帰りにたまに飲みに行くようになりました。

先日、叔父からスマホにメッセージが来たので「飲みの誘いかな?」と思いながら読むと「明後日、〇〇ちゃんの好きなうなぎ店を予約したよ!」と...。

〇〇ちゃんは私の名前でも叔母の名前でもなかったので、私が驚いて既読スルーしていると、恐らく誤送信に気付いた叔父から「明後日の仕事の後、飲みに行こう」と、誤送信の件には触れずメッセージを送ってきました。

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