「店を予約したよ」叔父から届いたメール。そこには知らない女性の名前があり...<後編>

「まさか不倫相手を送るはずのLINEを私に送ってくるなんて...。その後、叔父と会ったのですが、わだかまりは残ったままです」

「店を予約したよ」叔父から届いたメール。そこには知らない女性の名前があり...<後編> 34.jpg

■父親のように思っていた叔父に抱いた嫌悪感

約束の日、気乗りがしなかったのですが、仕事終わりに居酒屋で叔父と飲みながら話をしました。

最初は当たり障りのない話をしていましたが、意を決して聞いてみました。

「おじちゃん、この前、私に間違ってメッセージ送ったでしょ! 〇〇ちゃんって誰? まさか不倫相手とかじゃないよね?」

すると、叔父は覚悟していたように静かに頷き、彼女との出会いや彼女への気持ちを話し始めたのです。

私は、私の勘違いであることを願っていたので、話を聞いてショックでした。

顔には出さないようにしていましたが、自分の離婚に至るまでのことがオーバーラップしてきて、だんだんと冷静さを失ってしまいました。

「離婚する気はないから心配しないで」

そんな身勝手な叔父の言葉に、私は怒りが爆発してしまったのです。

「いい歳して不倫なんて気持ち悪い! おばちゃんがもし浮気相手のことを知ったら...おばちゃんの気持ちは考えたことないの? おじちゃんも元旦那と同じだね。妻という存在を軽く見過ぎてるよ」

翌日、言い過ぎたことのお詫びのメッセージを送ると、叔父から「昨日のことは忘れよう! また来月飲みに行こう」と返信が。

でも、私は何もなかったことにはできず、以前のように叔父を慕うこともできず、そのメッセージは既読スルーのままです。

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