「幼いころから何かあるたびに私を守ってくれた姉。大人になった今でも、良好な関係を築いていると思っていました。でも、そう思っていたのは私だけだったのかもしれません。私の結婚を機に変わってしまった姉。一体何があったの...」
■仕事も結婚も応援してくれた姉
私には姉がいます。
美人さんなのにひょうきん者。
はじける笑顔が何より素敵な女性で、周囲の人気を一身に集めるような存在です。
そんな姉がいつも羨ましくかつ自慢の存在の私。
今でも大好きです。
しかし今となってはその思いは私の一方的なものとなっているのかもしれません。
それにはこんないきさつがあるのです。
「私は一生仕事を頑張る! 結婚はしない!」
暴君だった父の影響で私は結婚に幸せを見いだすことができず、常日頃こんな言葉を言い続けていました。
その言葉通りに仕事を頑張った結果、その成果は上々。
それに伴い私のキャリア志向はどんどん強くなる一方でした。
そんな私に対して「がんばれがんばれ~♪」そんなあたたかい視線を向けてくれていたのが姉。
周囲が「結婚結婚」と色めき立つ中でも「本人が幸せなら今のままでいいじゃん」といつも私の味方をしてくれていました。
ただ、そんな私の状況は夫との出会いで一変。
自分でも驚くスピードで結婚へと突き進みました。
このことに驚きつつ、「よかったよかった」と喜んでくれたのも姉。
その時すでに結婚生活の先輩だった姉はあれこれアドバイスをしてくれました。
そんな生活から数年が経過したころ、私たち姉妹の関係に亀裂が生じる出来事が。
それはカフェでランチをしていた時のことです。
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