「新年早々、感動した話です。毎年、お正月に仲の良い親戚で集まって食事会を開きます。実は前回、高齢の母が食べられるものがほとんどなかったのです。その時は、スーパーのお惣菜で難を逃れることができました。今回はみんなが持ち寄ってくれたものに、優しさを感じて、ジーンとしてしまいました」
■みんなが持ち寄った食べ物。母への思いが...
お正月には毎回、仲の良い親戚が集まって食事会を開きます。
集まるのは私の実家の関係者。
そんなわけで気をつかう必要もなく、食べるものはいつも持ち寄り。
気楽で本当に楽しい時間を過ごすことができています。
しかし、1年前のお正月は大変な問題が。
その中心になったのは高齢の母で、年齢を重ねたことなどが原因で食べられるものがほとんどなかったのです。
これに気づいた私はとても焦ったのですが、正月営業のスーパーでお惣菜を購入して難を逃れることができました。
これが前回のお正月の集まり。
この時の経験をいかしつつ、今年は母が食べれるものを中心に、あれこれ準備して集まりに向かいました。
すると、なんとみんなの思いも同じだったようです。
持ち寄った食べ物はどれもこれも母に配慮したものばかり。
甘みや塩分を抑えた手作りのおせち料理、何種類ものフルーツの盛り合わせ、全種類買ってきたの?と思えるほどたくさんのお惣菜パン、そして母が好んで食べてそうなおかずの詰め合わせ...などなど。
その種類の多さは、ちょっとしたホテルのバイキングと言ってもいいレベルだったと思います。
そこには決して高級なものはありませんが、「今年は母にしっかり食べてもらうんだ!」と、そんな思いがあふれているように感じ、なんだかジーンとしてしまいました。
しかし、ここからが大事。
本当に母が食べられるかどうかはわかりません。
少々緊張しながら母の動きを見守ることに。
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