「3DKに家族5人とペット4匹で暮らす主婦です。夫は物が捨てられないタイプ。最初は『まあいっか』と気楽に考えていたのですが、家族やペットが増えるたびに、どんどん手狭になる我が家...。最近、息子も夫と同じことするようになってしまったんです!」
■捨てられないダンボールがリビングを占拠...!
我が家の家族構成は、私と夫、大学生を筆頭に3人の子ども、さらに犬が2匹猫が2匹。
3DKの中古住宅に、みんなでひしめき合うように暮らしています。
2つ年上の夫は、「物を大切に扱うタイプ」と言えば聞こえは良いのですが、その実、どれが必要でどれが不必要なものかを判断できず「とりあえず取っておく」タイプ。
子どもが小さい頃は家のスペースにも余裕があったため、夫のそんな性格も「まあいいか」と見過ごしていたのですが、家族に保護犬と保護猫が次々と加わり、「物」との共存が年々厳しい状況になってきました。
物の中で一番幅を利かせているのは、なんと「物が入っていた空箱」です。
夫は書籍やDVD、そしてパソコンなどの家電製品を通販で購入するのが趣味なのですが「商品が入っていた空き箱も捨てずにとっておいてほしい」と言うのです。
今春、一番上の子どもが大学生になり、趣味で音楽のバンドを始めて、その楽器も部屋に置くことになってしまいました。
それも最も場所を取る「ドラムセット」...。
さらに、父親の遺伝子を受け継いだのか「ドラムセットの箱を全て残してほしい」と言い出しました。
理由は「使わなくなったら、箱にそのまま入れて、売りに出せるから」。
まさに、夫のセリフそのまんまです。
いつ売るのかわからないのに、大きな場所を割いて、ご丁寧に箱まで取っておくなんて...私にはさっぱり理解できません。
子どもたちの部屋の隅や押し入れに置いていた空き箱は、この十数年でとっくに容量を超え、ついにリビングダイニングにまで侵出し始めています。
上の3部屋は2つが子ども部屋、もう1つは夫婦の寝室にしていたのですが、ベッド及び布団、学習デスクのあるスペースを除いて、ほぼ「箱部屋」と言っていいほどに。
面白がって空き箱を机といす代わりに勉強している子どもたちの姿も、小さいうちは微笑ましく思って眼をつぶっていたのですが、さすがに一番下の子が小学校低学年になる頃から「これではいけない」と思い始めました。
昨今の断捨離ブームにのって、いよいよ私は家族に「空き箱片付け宣言」をしました。
そして、片っ端から空き箱を潰しにかかったのですが...。
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