「耐えられない異臭」がプンプン...忘れられない地獄の大晦日<前編>

「臭いものには蓋をしろなんて言葉がありますが、家族そろって蓋をし続けた結果、地獄を見た体験談です。年末年始は病院も休みです。みなさん、体調管理には気をつけましょう」

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■「お腹が張っている」と苦しんだ様子の義母

我が家は、私、夫、娘、そして義母と暮らしています。

2022年12月、年末の出来事です。

朝食が終わる時間になっても、同居している義母(74歳)が起きてきません。

寒いからまだ寝ているのだろうと思っていたら、中学生の娘(14歳)が2階から降りてきて、「廊下に婆ちゃんが座っている」と教えてくれました。

転んだのだろうか...と思いながら廊下に行ってみました。

義母の座っていた場所は、廊下というよりトイレの前が正解でした。

「どうしたの?」と義母に聞いてみると「気持ちが悪い」との返事。

「お腹が張っているみたい」と言うので、便秘なのかなと思いました。

続けて「食欲がない」とも言います。

スポーツドリンクを何本か買ってきてあげようと思ったのですが、その日は病院に行く予約を入れていたので、買ってくるのが遅くなると伝えて家を出ました。

病院も混んでいたため、スポーツドリンクを買ってきたのは午後になってしまいました。

義母の部屋に入ると、寝ているようなのでそっと枕元に置きました。

スポーツドリンクで水分補給した効果でしょうか、次の日になると、義母はお腹がすっきりしたようです。

しかし、その頃からトイレが臭うような気がしてなりません。

1階のトイレはほぼ「義母専用のトイレ」になっていて、私と娘は使っていません。

夫(51歳)は1階のトイレを使うこともありますが、義母の具合が悪くなってからは、もしもの感染を警戒して使うのを敬遠していました。

体調は戻ったようでしたが、風邪、インフルエンザ、ほかにもウイルス性の病気などにかかっていた可能性もあります。

年末年始で病院も休みに入ってしまうので、念のために義母を病院に連れて行くことにしました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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