「義母専用トイレ」から耐えられない異臭がプンプンと...忘れられない地獄の大晦日<後編>

「胃腸風邪で体調を崩した義母。しばらくすると、義母が使っていた1階のトイレから異臭がただよってくるようになりました。夫も娘も何かに気づいているのか、1階のトイレを開けようとしません。義母は、大丈夫、と言いますが...私は勇気を出してトイレを開けました」

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■家の2階にまでただよう異臭。恐る恐るトイレを開けると...

年末に体調を崩してしまった義母。

念のために義母を病院に連れて行くと、診察の結果は胃腸風邪でした。

義母は回復したのですが、そういえば、おなかが痛いって言ってからトイレマットを洗って干しているところを見ていないな...と気づいた私。

「トイレマット洗った? 汚れているんじゃない?」

そう聞くと義母は言います。

「あれは汚れていないよ」とのこと。

私は「汚れていない」の言葉を信じることにしました。

ですが、トイレ周辺の臭いはますます強烈になり、トイレが臭うのか、義母から臭ってくるのか、どちらが臭いのは分からない状態になりました。

大晦日を迎えた頃、その異臭は2階まで広がっていました。

何かに気づいているのか、夫も娘も1階の「義母専用トイレ」を開けようとしません。

仕方がないので、義母が寝た後の大晦日の夜、私は思い切ってトイレを開けました。

すると、トイレマットに粗相したものが放置してありました。

汚れた手で触ったのでしょう。

床も壁も悲惨な状態です。

まさか、大晦日の夜にトイレの大掃除をするハメになるとは...。

義母も辛かっただろうと思います。

体調が悪いと何もできませんよね。

大晦日の忘れられない思い出です。

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