「金は払わん」「子どもは悪くない」店のアイスを勝手に食べた孫と、信じられない保護者の言動<後編>

「買い物中、陳列されたアイスクリームを空けて、勝手に食べてしまう子どもを見てしまいました。その保護者を注意すると、ものすごい形相で反論してきたのです! 子どもの行動にもびっくりですが、保護者の反応にはさらに驚かされました」

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■大丈夫!? 悪びる様子もない保護者と子ども

勝手にアイスを食べて、それを売り場に戻していた5歳ぐらいの子どもとその保護者。

保護者の60歳すぎぐらいの女性(おそらくお婆ちゃん)を注意すると、まさか反論されてしまいました。

「そもそもこのメーカーのアイスはおいしくないから、お金を払う価値もない」

「子どものやったことだ。子どもに罪はないんだ」

などなど、耳を疑ってしまうような暴言を連発するのです。

言いくるめたい衝動を抑えつつ、「店員さんに通報します」とだけお婆ちゃんに伝えました。

「やれるもんならやってみろ」ぐらいの態度だったので、近くにいた店員さんに事の次第を伝えると、責任者と思われる方が2人来ました。

1人はお婆ちゃんと男の子を連れて事務所のほうへ行ったようです。

もう1人の責任者の方は私たち夫婦に、出来事を伝えたことに対する感謝と、お婆ちゃんに暴言を吐かれたことに対する謝罪を受けました。

特にお店側の責任ではないので、気にしないでください、と伝え、私たちは買い物を続けました。

このときに気になったのは、男の子の様子から「いけないことをした」という感覚を感じなかったことでした。

他人様の子どものことなので気にする必要はない。

そういう意見もあるかもしれません。

でも、やってはいけないことを正しく学べる機会がありますように、そう願わずにはいられない出来事でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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