「駐車場で隣人の車にぶつけてしまった。でも...行かなきゃ!」急用のため手紙を置いて去ったら...<前編>

「社会人デビューをした頃の話です。念願のマイカーを購入して充実した日々を送っていたのですが、ある日、駐車場に停めてあった隣人の車にぶつけてしまいました。でも、急いでいた私は...」

「駐車場で隣人の車にぶつけてしまった。でも...行かなきゃ!」急用のため手紙を置いて去ったら...<前編> 2.jpg

■焦った気持ちから駐車場で事故

今から30年ほど前、私がまだ新卒で一人暮らし始めた頃の話になります。

どうしても子犬と一緒に暮らしたくて、背伸びしてペットOKの物件を探し、職場からほど近いアパートに住みました。

新卒で採用された会社にもだいぶ慣れてきた頃に、念願のマイカーを購入。

車はローンで購入したので毎月の返済はちょっと大変でしたが、充実した日を過ごしていました。

そんなある日です。

飼っていた子犬の調子がとても悪そうで、慌てて動物病院へ連れて行こうとした私。

焦っていたせいか、駐車場から自分の車を出そうとして、隣に停めてあった車にぶつけてしまいました。

突然のことで、本当にぶつけてしまったのかどうかも分からず、車から飛び降りてその車を確認しました。

すると、明らかに新しい傷があったので「自分が今ぶつけたんだ」と確信しました。

ほぼ間違いなく、同じアパートに住む方の車です。

ただ、そのときの私は、苦しそうに息をする愛犬を早く動物病院に連れて行かないといけない気持ちでいっぱいでした。

また、この車はどの部屋の方の車か分かりませんし、誰も見ていませんでした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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