「我が家にランチに誘うほど仲良くしていた同僚のA。しかし、ほかの同僚から私の悪口を言いふらしていると聞かされました。私は怒りよりも、恐怖を感じてしまって...。」
■「悲劇のヒロイン」を演じていた同僚Aの行く末は...
なんと、「Aさんはあなたの悪口を言いふらしているわよ」と教えらたんです...。
私は、意味がわからなくて、とても驚いてしまって...。
本当は付き合いたくないのに、私がしつこく追い回して、仕方ないから付き合ってやってる、と。
私の家に行くのも嫌だったのに、私が強制的に寝室まで見せつけて、いかにも結婚していることを自慢してきた、とも言っていたそうです。
さらに他の人からも、彼女が私についてのいろいろな嘘を触れ回っていることなどを聞かされました。
よくよく聞くと、私を悪者にすることで他の同僚の同情を得て、自分が注目を浴びたいということだったようです。
かわいそうなヒロイン役を演じていたのでしょう。
そんなことに微塵も気づいていなかった私は、すごくショックでした。
同僚は、普段の私と彼女の言動を冷静に見極め、これ以上私が傷つくのを防ぐために私に知らせようと話し合ってくれたそうです。
また、前々から彼女の本性を薄々感じていたようで、私は隙だらけだと叱られました。
でも、私は反省や怒り以上に、彼女の巧妙な嘘や手口に恐怖すら覚え、それ以降、彼女に教えた行きつけやお気に入りの店にも行けなくなってしまいました。
その後、私や他の人も彼女に今回のことを問い詰めることはせず、会社では皆が「大人の対応」をしていました。
普段の社内での会話はしていましたが、当然彼女を「仲間」として誘う人も居なくなり、それとなく皆の反応が今までとは異なることを彼女も気付いたのだと思います。
居場所を無くしたというか、これ以上ヒロインを演じても無駄となった彼女は、しばらくすると会社を辞めていきました。
その時は、本当にホッとしたのを覚えています。
あの時、私の目を覚ましてくれた仲間には本当に感謝しています。
もし皆の助けが無ければ、退社していたのは私の方だったかもしれません。
今は、二度とそんな人には騙されない、と気を付けるようにしていますが、何よりも、家の中全てをさらけ出すことだけは止めよう、と心に決めました。
そもそもそんなことを要求してくる人は普通は居ない、と主人には言われましたが...。
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