「もういらんわ!」「味付けが辛すぎていかん!」料理に文句ばかり言う母。病院で検査すると...<前編>

「加齢の影響でしょうか、体調不良のせいでしょうか、母の性格が変わってきました。自分の考えを押し付けたり、平気でわがままを言ったりするようになったのです。以前はこんな人じゃなかったのに...」

「もういらんわ!」「味付けが辛すぎていかん!」料理に文句ばかり言う母。病院で検査すると...<前編> 49.jpg

■体調不良のせい!? 頑固でイジワルな性格になってきた母

コロナ禍の頃の話です。

コロナを気にして、引きこもりかというぐらい家から出ない母(79歳)。

春に腰椎圧迫骨折をしてオーダーメイドのコルセットを付ける必要があったのですが、ほぼせずに過ごしたため、冬には坐骨神経痛になってしまい辛そうです。

体調面の不調とリンクしているのか分かりませんが、最近の母は自分の考え方を押しつけてきたり、思いやりに欠けた言動をとったりすることが多くなりました。

娘の私を含め、他人の話や意見を聞く気がなく、自分の意見に固執していると感じるのです。

例えば、他県の大学に通う甥(21歳)とのことです。

甥は下宿先で彼女と同棲しているのですが、甥の親である兄(53歳)夫婦は、大学卒業までは籍を入れないように本人に言っており、甥もそれに納得していました。

それに対して母は文句をつけるのです。

「一緒に住んでいる彼女にしたら、一緒になりたいやろうから、早く籍入れたり」

「いつ結婚式挙げるの?」

「子どもができたら、どうするの?」

甥が来るたびにそうやって炊きつけるような話をします。

「兄ちゃんとこが、大学卒業するまでは籍を入れるなって言うてるやんから、それで良いんやないの。〇〇(甥)に言うたりなや」

「それじゃ彼女がかわいそうや」

その一点張りで、私の忠告など聞きやしません。

甥も「今はそんな考えは古いで」と言い返すのですが、甥が来るたびに毎回同じことを言うので、甥は少々嫌気がさしているようです。

甥の意見を尊重してほしいのですが、母は全く考えが変えられないようです。

また、母が圧迫骨折してから私が料理を作っていますが、「食べれるもんを作ってや」と毎回言われます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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