「認知症と診断されるのが怖い」健康診断を激しく拒絶する祖母/認知症介護実録

【前回】「絶対病院には行かない!」プライドの高い祖母、認知症の診断を断固拒否

祖母と同居している22歳の里実。73歳の祖母・きみ子はこれまでバリバリ働いていた元看護師でした。しかしある日、認知症が発覚します。果たして里実は、認知症になった祖母とこれから暮らしていけるのでしょうか? 認知症になった祖母との日々を、孫目線で描く本作。"ほぼ実話"の介護マンガ『嫌いから可愛いになった私のおばあちゃん ~認知症介護実録~』から、人気エピソードを紹介します。


祖母は認知症なのでは?心配する母と私。「一緒に病院に行かない?」と誘ってみますが、頑なに拒否されてしまいます。

※本記事は過去に掲載した記事を再構成しました。
※掲載している情報は2021年6月当時のものです。

●登場人物紹介

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祖母の「認知症に対する拒絶」は、異常なほど強い。

それはもしかしたら、介護制度がなかった時の介護や、認知症に対する認識の差があったからかな、と。

私が物心ついたころには「認知症」と呼ばれていたし、介護制度も既にあったんだよなあ。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

さとみ
進学先が祖母の家と近かったことで祖母との同居がスタート。その後、大学院生のときに祖母が認知症を発症したため、就職後も介護を続ける。現在、祖母は施設に入居中(コロナの影響で面会ができていない状況)。「沢山の書籍を読み、自分は介護に必要以上に苦しんでいたと気づいた」という経験を漫画で伝え、一例として役に立ちたいと、孫・さとみ目線で描く“ほぼ実話”の介護マンガをTwitterで連載中。

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