「ギリギリ」でやり遂げたときのアノの達成感がたまらない! そんな性格は娘にも受け継がれ...

「40代の女性です。子どもの時から追い込まれないとやる気の出ない私。そんな期日に間に合うか間に合わないかのギリギリを攻めてしまう気質は、娘にも受け継がれてしまったようです」

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■夏休みの宿題は残り3日から...この気持ち、分かります?

私(40歳)は、昔からやらなければならないことを、期日ギリギリになるまでしないという癖というか習慣があります。

学生の頃の夏休みや冬休みの宿題がそうです。

休みに突入する前は、「早く終わらせて後半は遊ぶぞー!!」と計画を立てます。

それにも関わらず、実際に宿題に取り掛かるのは、休みが終わる3日くらい前から...お尻に火が点いてから慌ててやります。

夢中で宿題をしている時はアドレナリンが出て、ゾクゾクしてハイな気分になって一気にやってしまうので、終わらせた達成感に酔いしれる...そんな子どもでした。

大人になったいまも、自分で自分を追い詰める性格は変わっていません。

日曜の夕方、晩ごはんを作らなきゃ...あっ、けど、子どもの給食エプロンにアイロンがけしなきゃ...下の子の学校の準備を一緒に確認しながらやらなきゃ、けれどもご飯は19時には食べ始めたい...。

その後も子どもを寝かした後で水着に名札を縫いつけないと...寝落ちしないでできるかな?

こんな風に自分を追い込んでいくのです。

追い込まれれば追い込まれるほどにゾクゾクしてきて、思っていたことをすべて達成できた瞬間がたまらないほど快感です。

「単に面倒くさがりなんでしょう」と思われたら、そうなのかもしれません。

でもどちらかといえば、これは私も最近自覚したのですが、すべて達成できた快感を得るために、わざわざ自分で自分を追い込んでいるようです。

■自分を追い込むスタイルは長女にも受け継がれ...

私のこういう性格は、長女(10歳)にしっかりと受け継がれているなと最近よく思います。

長女は学校から帰ってくると、なぜかいつもお腹が痛くなるのですが、すぐトイレに行けばいいのに「お腹痛いからトイレ行きたいけど...宿題と明日の準備終わらせてからにしよう」などと言い出すのです。

そして、苦しそうな顔で宿題をしている長女を見かねて「お腹が痛いのなら先にトイレ行ったら?」と心配して言うのですが、長女は...。

「やらなきゃいけないこと終わらせてからじゃないと嫌なの!!」

驚きましたが、さらに「なぜ、そんな理由で我慢するの?」と聞いてみたら、驚きの言葉が飛び出しました。

「宿題や明日の用意をしないで先にトイレ行くとやる気にならないし、終わらせてからトイレに行ったほうがめちゃくちゃ気持ちいいんだよ!!」

私と一緒だ...ギリギリの状態に自分を追い込んで、そこから一気に片付けて快感を得る、そんな気質が受け継がれていたのです。

こんな習慣まで親子って似るものなんでしょうか?

夏休み、冬休みの宿題も私と同じで、いくら私が「早めから宿題をするのよ」と言っても結局ギリギリに始めているので、親子だなぁと本当に思います。

面倒くさそうに宿題をしていても、見ているとなんだか楽しそうなので「長女もこのギリギリの状況を楽しんでるのね!!」と、心の中で共感している私がいます。

でも、ギリギリを攻めて快感を得るのもいいけれど、親としては早めに宿題を終わらせて欲しいな...というのが本音です。

それに体に良くないから、トイレも限界まで我慢せずにしたくなったら行ってよ!! と思う今日この頃です。

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