営業車を無断駐車した挙句、謝罪もなしにヘラヘラ。腹が立った私は会社を特定し...

「40代の女性です。私の実家は月極の契約駐車場を経営しています。先日実家に行ってみると、駐車場のど真ん中に見知らぬ車が停まっていて...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

営業車を無断駐車した挙句、謝罪もなしにヘラヘラ。腹が立った私は会社を特定し... 36.jpg

■調べたらすぐ分かるのに!

私(46歳)の実家は家の隣に広めの土地を持っており、月極の契約駐車場として近隣の人に貸しています。

ある日、私が実家に帰ったところ、その駐車場のど真ん中に見知らぬ車が堂々と停まっているのを見つけました。

これでは他の車の迷惑です。

「駐車場に見たことのない車が停まっているけど、誰か知り合いの車なの?」

母親にそう尋ねると「心当たりもないし...無断駐車かしら」とのこと。

「断りもなく堂々と車を停めるなんていい度胸しているわ!」

そう思いつつもそのまま放置するわけにもいかず、無断駐車した人物を特定しようとしばらくその場で待っていました。

なかなか本人が戻ってくる気配がないため、手掛かりを得ようと車の中を覗いてみると...。

車内には某大手保険会社の社名が記載された段ボールや社名の入ったポケットティッシュ、クリアファイルなどの粗品らしきものが散乱していました。

その情報を元に、これは〇〇(社名)の営業車に違いない! と確信した私は、すぐに連絡先を調べ、管轄の支店に電話を入れました。

「もし違っていたら申し訳ないのですが、ナンバー〇〇-〇〇の〇〇(車種)の車はお宅の営業車ではありませんか? うちの敷地に無断駐車してあるのですが...」

電話応対の相手にそう伝えたところ、「申し訳ございません。すぐに確認後、ご連絡いたします」と言われて電話を切りました。

■いまのご時世、些細なことからイメージダウンに...

電話で問い合わせた会社の営業車に間違いなかったようで、間もなく若い営業マンが「いまからすぐに車を動かしますので」と、ヘラヘラ笑いながら戻ってきました。

私はその軽々しく反省もしていないような態度に腹が立ったので、少し意地悪かとも思いましたが苦言を呈しました。

「〇〇(社名)の方ですね? お宅の会社は営業の際に他人の家の敷地に無断で駐車してもいいというルールでもあるんですか? 社会人として非常識じゃありませんか? 先程お宅の会社にも苦情の連絡をさせてもらいましたので!」

そう言うと、事の重大さを悟ったのか、反省した様子でうつむきながら何度も平謝りされました。

「大きな会社の看板を背負っているんだから、もっと日頃から自覚と責任感を持って仕事にあたらないと! いまのご時世こういう些細なことからでも会社全体の信用問題に繋がりかねませんよ!」

ただのおせっかいなお説教オバサンだと思われてもいい! 彼のためだと思いながら諭すと、その若い営業マンは改めて謝罪し、恐縮しながら帰っていきました。

後日、改めて上司同伴で謝罪に来てくれたので、会社でも叱責を受けたのでしょう。

おそらく本人としては数十分程度の駐車くらい、大したことではないと思ったのかもしれません。

でも、社会通念に照らしてそういうわけにはいきません。

誰もが知っているような大手保険会社の営業マンでしたが、これを機会に社会人としての常識も教え込んでほしいものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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