「40代の女性です。美味しいと思うのは私だけ? 私的にはとても美味しいのに、他の人には分かってもらえない特注品があります」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■ダメとわかっていてもやめられない
私(46歳)は辛子高菜が大好きで、九州の知り合いのラーメン店から特注品を取り寄せています。
もともと知り合いだった店主のお店に、旅行のついでに立ち寄り、食べさせていただいたのが好きになったきっかけでした。
あまりにも私が「美味しい、これ美味しい‼」と言って辛子高菜を延々と食べていたので、店主が「そんなに美味しいなら今度自宅に送るよ」と言ってくれて、お取り寄せができるようになりました。
私はとっても辛いものが好きなため、店主にお願いして、店に出すものよりも2倍ほど辛く作った特別な高菜を送ってもらっています。
手作りの辛子高菜なので、お店では買えない味と絶妙な辛さが、なんとも言えないくらい美味しすぎて虜になっています。
食べ方は、ごはん一面にのせて高菜丼にして食べたり、冷ややっこにドンッと乗せたり、鍋のつけダレに入れたり、パスタに絡めたり、基本的に料理全般に合います。
一番好きな食べ方は、しゃぶしゃぶのお肉で辛子高菜をガバっと巻いて食べる、これが最高!
「こんなに美味しいものを独り占めしたらバチが当たるわ」と思った私は、以前友人に小分けにしてお裾分けしたことがありました。
ですが友人からは、「辛いものは好きだけど、辛すぎて舌がしびれる」と言われてしまいました。
喜んでもらえると思っていた私は納得がいかなくて、今度は職場の人にお裾分けしました。
職場の人からは「食べたら最後。高菜を食べた後はなにを食べても味がしない」とちょっとした苦情が...。
結局、周りからは美味しいという言葉ではなく、「辛すぎる」というコメントしかもらえませんでした。
■私が美味しいと思っていた辛子高菜の本当の辛さは...
先日、辛子高菜がなくなったので、店主にお取り寄せの電話をかけました。
その際に「いつも本当に美味しいものを作ってくれてありがとう!」とお礼を言いました。
そうすると店主が「あの辛さが美味しいのはちょっと異常」と言うではありませんか...。
店主が言うには、最近送っているものは店で出す2倍どころか、5倍も6倍くらいにも辛いと言うのです。
初めの何度かだけ2倍で、そこからドンドン辛くしていたようで「すでに尋常じゃないほど辛くなってるはずだ」とのこと。
私が毎回「美味しかった! もう少し辛くてもいいくらい!」と言うので、店主も面白がって「どこまでなら美味しいと思ってくれるんだろう?」と辛くしていってたそう。
私は、そんなに辛くなってることにまったく気付いていませんでした。
ですが...それを知った上でも、毎日とても美味しくいただいていて、やっぱり私には最高の一品です!
ただ悲しいことに、あまりに食べ過ぎたのか、最近お尻に支障をきたしてしまって手術することになってしまいました。
本当に美味しいのでやめられませんが、さすがに程々にしなくては...と思い始めています。
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