「50代の男性です。私のパートナーが元同僚からカレーを食べに行こうと誘われたのですが...相手のトンデモ行動にびっくりしてしまいました...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■年に一度の旧友との外出。そして美味しいカレー店へ行くことに
私(56歳)の5歳上のパートナーが、2年前に経験した話です。
彼女には若い頃に勤めていた職場の同僚で、同い年の友人Aさんがいます。
Aさんとの付き合いはかれこれ数十年になり、年に1回ほど会っては思い出話に花を咲かせているようです。
ある年、2人の共通の友人で、やはり同い年のBさんが、おいしいカレー店があると誘ってきたことがきっかけで、久々にパートナーとAさん、そしてBさんの3人が集まることになりました。
その店は、メニューの種類が豊富なだけでなく、さまざまなトッピングやサラダ、デザートなどのオプションを途中で追加できるらしく、自由度が高いところも魅力のよう。
Bさんと会うのはずいぶんと久しぶりで、再会を楽しみにパートナーは出かけていきました。
■「カレー食べてて遅れた」ってどういうこと!?
しかし、楽しそうに出かけたパートナーですが、仏頂面で帰宅してきました。
理由を聞くと、パートナーとAさんが待ち合わせの場所に到着して待っていると、Bさんが遅れてきたそうです。
「ごめん! カレー食べてて遅れた」
えっ? パートナーとAさんは顔を見合わせました。
「つい美味しくて、3杯も食べちゃって」
2人を先導しながらBさんは満足そうに言いました。
「これからカレーを食べに行くのに?」
釈然としないものの、気を使って「それなら何か他のお店にしようか?」とBさんに言ったのですが...。
「もうお腹いっぱいで何も入らないから、何でも同じ」
そう言って2人を目的のカレー店へと連れて行き、店に着くなり驚きの発言が飛び出したそうです。
「食べ過ぎで苦しくて何も入らない! 何でも好きなの食べて」
そう言った後、Bさんは水も断って、店員さんも困惑したそうです。
どうやら近所の知り合いから、家でカレーを作ってたくさんあるから食べていけと言われ、誘惑に負けて食べたところ、あまりにおいしくてお代わりまでしたとのことでした。
カレー店で何も注文しないどころか「知り合いのカレーがおいしかった」と、上機嫌で語るBさんは異様に見えたそうです。
パートナーとAさんは肝心のカレーに集中できず、なんとも居心地の悪い集まりになってしまったのだとか。
「自分からカレー店に誘っておいて、カレーを食べてから来る?」
「食べたとしても、お代わりまでする?」
「結局、何でもいいからカレーを食べたかっただけじゃないの」
「しかし本当に何にも注文しないなんて、肝が座ってるね」
「いい大人が随分非常識だよね」
「ちょっともうBさんとは会いたくないね」
パートナーはAさんと愚痴をこぼしながら帰り道を歩き、別れたそうです。
話を聞いただけの私もカレーを見るとBさんを思い出してしまうくらい、インパクトの強い出来事でした。
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