「40代の女性です。私自身、あまり好きではなかったある食材。夫の実家では、どんな料理でもそれを入れていたようで、新婚当時びっくりしました」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■そんなに⁉ 義実家の料理はかまぼこだらけ!
私(46歳)は結婚するまで、かまぼこなどの練り物全般があまり好きではありませんでした。
特にかまぼこに関しては、茶わん蒸しやうどん、そばなど、何かの料理に添えられているイメージで、私の中では意識すらしていない食材という位置付けでした。
一方、うちの夫(48歳)は小さい頃から練り物全般が大好きだったようです。
話を聞いてみると、義母が作る手料理の中によくかまぼこが入っていたらしく、本人にとってみれば「かまぼこ=おふくろの味」という感覚なのかもしれません。
ちなみに義実家では、カレーやシチュー、オムライス、パスタ、お好み焼きなど、一般的にはかまぼこを使わない料理にも入っていたそうです。
それもあってか、新婚当初、夫が何の料理にでもかまぼこを入れようとするのを見て驚きました。
夫とカレーの食材をスーパーに買いに行ったときのことです。
私はじゃがいも、玉ねぎ、人参、お肉といった一通りのカレー用の食材を選び終えレジに進もうとしたら、「まだまだ! かまぼこ買ってないでしょ!」と夫。
当時、まだ夫のかまぼこ料理エピソードを知らなかった私は驚きました。
「え? まさかカレーにかまぼこを入れるつもりなのかしら? 聞いたことないんだけど...合うわけないでしょ!」
そう考えてしまい、内心否定的に思っていました。
しかし、まだ新婚ホヤホヤだった私は、夫の意見を真っ向から否定するのも申し訳なく思い、心の声を口には出せませんでした。
家に帰って普段通りカレーを作り始めた私は、調理の最後に不本意ながらかまぼこを投入しました。
■騙されたと思ってかまぼこ入りカレーを食べてみたところ...
かまぼこ入りカレーを食べると驚きました。
意外に合う! むしろこっちのほうがおいしい!
改めて考えてみると、かまぼこは主に魚のすり身から作られているためダシが出ますし、かまぼこ自体がもともと主張の強くない淡泊な味のため、どんな料理に入れても違和感がないのかもしれません。
いまとなってはかまぼこを含め、練り物全般が大好きになりました。
最近、全国の有名店の練り物製品をお取り寄せしてみたり、料理サイトなどを参考にしたり、夫の好きなかまぼこ料理のレパートリーを増やそうと、いろいろと挑戦しています。
練り物嫌いの私を変えた、かまぼこ入りカレー、みなさんもぜひ一度試してみて下さい!
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