まるで平安貴族...職場でダブル不倫中の男女が選んだ「連絡手段」にドン引き

「社内ダブル不倫の噂がたった役員と先輩、そんな2人の連絡手段は意外なものでした」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■休日に役員と先輩を目撃...もしかしてダブル不倫!?

以前働いていた小さな会社でのことです。

男性役員(50代)のAさんと、先輩女性(40代)のBさんが不倫をしているという噂がたちました。

2人とも既婚者です。

役員のAさんは会社の近くに住んでいて、Bさんは遠距離通勤をしていたのですが、休みの日に2人が会社の近くで仲良さそうに歩いていたという目撃談がいくつもありました。

既婚で子どももいるBさんが、わざわざ休みの日に会社の周辺まで来るのは不思議です。

みんなで怪しんでいたのですが、社内では2人の接点はほとんどなく、何事もないようにしていました。

匂わせのようなこともなく、2人とも優秀な人だったので、「2人のことを本当に見たの? やっかみで悪い噂を流そうとしてるんじゃないの?」と疑う人も出てきました。

■Bさんが渡した書類の付箋の裏を見てみると...

しかしある日、Bさんが役員のAさんに渡した書類に、不自然な付箋が貼ってあることに同僚が気づきました。

付箋を使うような書類ではないのに、その書類だけ付箋が飛び出していたと。

同僚は、Aさんが捨てた書類をこっそりチェックしたそうです。

すると、付箋の表側には何も書いてなかったのですが、付箋をはがして裏側の糊がついているほうを見ると「夜8時◯◯で」と書いてあったんです。

不倫は本当だったんだ...その日は社内がざわつきました。

その後も同僚は書類チェックを続けていましたが、日に日に付箋の頻度は増え、少しづつ大きくなっていったようです。

そして、場所や時間の連絡だけにとどまらず、ときには愛の言葉や和歌のようなものも書かれていたそうです。

この令和の時代にメールでもスマホでもなく手書きの付箋に和歌とは...。

当事者からしたら、メールやスマホは流失したり家族に盗み見されたりするリスクが高いと考えたのかもしれません。

しかし、まるで平安貴族のようなアナログなやりとりをしているとは思いもつきませんでした。

付箋のやりとりがヒートアップするにつれて、同僚の付箋探しも楽しくて仕方がなくなってきたようで、同僚は毎日書類に目を光らせていました。

付箋の裏側を見たいがあまり、ときにはわざと残業や早朝出勤までやって、和歌を見つけたときは一部で大いに盛り上がっていました。

2人のいないところで付箋に書かれていたセリフを口にするほか、付箋の文言に似たようなことをあえて2人の前で言ってみて、反応を確かめようとする人まで出てきました。

その後、私が会社を辞めてほどなく、Aさんは役員を解任になったと聞きました。

もしかしたら誰かが付箋を証拠に不倫の件を告発したのかもしれません。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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