「私のことを嫌っていた上司の最低な態度にモヤモヤしていた頃の話、聞いてください」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■若い女性は近くに置き、邪魔な人間は遠ざける人事異動
以前、私は事務職兼A部長(52歳)の秘書をしていました。
秘書といってもスケジュール管理や雑用などの簡単なことです。
翌年、A部長が異動になり新しくBさんが(48歳)が部長に就任。
すると、着任するやいなやお気に入りのCさん(25歳女性)を私の代わりに秘書に指名したのです。
正直、B部長は以前から私を良く思っていないようだったので、秘書から外されるのは予想通りの展開でした。
しかし、私以外にも彼の被害者がいたのです。
たとえば、Cさんに気がある素振りを見せていたDさん(25歳男性)。
彼は別の部署へ、それも業務内容がまったく違うところへ異動させられました。
Dさんは仕事がよくできて周囲からも評判がいい人だったので、この人事は気の毒でした。
好き勝手するもんだなと呆れながらも、私はCさんに、Cさんは私に業務を引き継ぎました。
この作業が結構ハードで、50代の私は毎日クタクタ。
日中は3時間ほど外出し、会社に戻ってから書類整理、戻りが遅いと残業になります。
後から聞いた話ですが、私が外出すればB部長は私の顔を見なくて済む、そしてCさんと2人っきりになれる...という理由があったそうです。
「私はお邪魔なんですね」と内心イライラしていました。
■飲み会でも...雑な扱いにうんざり
仕事中のみならず、飲み会でも私はB部長から気に入られていないことをひしひしと感じました。
全部署が参加する飲み会でのことです。
その日、私は子どもを車で送迎する予定があったため、お酒を断っていました。
すると、B部長からZさん(50歳)が酔ってしまったからすぐに車で送るよう指示されたのです。
私が見る限り、Zさんはほろ酔いくらいで、そんなに酔っているようには見えません。
Zさんは職場内で煙たがられている人で、その日は珍しく飲み会に参加していました。
B部長は、命じれば文句が言えない私を選んだのでしょう。
私とZさんを早く帰らせた後、ビンゴ大会やカラオケで盛り上がったそうです。
翌日、そのことを他の人から聞いてモヤモヤしました。
別の飲み会では、私に「代行タクシーを呼ぶから飲んだらどう?」と優しく気遣ってくれたと思ったら、お開きになったと同時にタクシーが到着。
「タクシーが表に来てるから、さあ早く乗って~」と帰らされました。
そして、B部長は気が合う人だけと2次会へ。
子どもたちが待っているから2次会に行くつもりはなかったのですが、こうした対応はいい気がしないです。
排除されているなと感じました。
それから3年が経ち、B部長は問題を起こして降格、他部署へ異動して退職しました。
いまの部長は理解のある方で、私の年齢を考慮して、元の仕事に戻してくれました。
おかげでストレスなく業務がこなせています。
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