「あぁぁ、うちの子可愛すぎる!」気まぐれで一緒に寝てくれる愛猫。夫婦で争奪戦が始まり...

「みなさんには眠る前のルーティンってありますか?  スマホを見ながら...なんて人が多いとは思いますが、我が家では眠る前に夫婦で楽しい言い争いが始まります」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■猫たちの眠る場所をめぐる奇妙な恒例行事

私たち夫婦は2匹の猫と一緒に暮らしています。

茶トラの甘えん坊な男子とツンデレ黒白ハチワレ女子です。

2匹とも保護猫で正確な誕生日も母猫も分かりませんが、私たちにとっては子ども同然で、すっかり甘やかしてしまっています。

甘えん坊な彼らは、夜はベッドまで私たちについてきて一緒に眠るのですが、場所をめぐって夫(44歳)と私(53歳)の恒例のバトルが始まります。

ハチワレは持ち前のツンデレを発揮して「顔の近くでは寝てあげないわよっ」と足元に眠り、甘えん坊の茶トラは私たちの枕元にやってきます。

自分の枕に来てほしい私と夫。

どうにかして猫の顔は自分のほうに、お尻は相手のほうにと猫撫で声で茶トラに必死のアピール。

アメリカ人の夫は、ここぞとばかりに英語で甘い言葉を猫に囁き、私は負けじと持てる限りの赤ちゃん言葉で応戦。

でも、猫は気まぐれな生き物です。

急に足元にいるハチワレのところに行って一緒に寝てしまったり、まるで「やっぱり今晩はコタツにする」とベッドから降りてしまったりと、なかなか私たちの思う通りにはなりません。

■寝床争いに敗北してもディベートでは絶対に負けない!

しかし、稀に枕に頭をちょこんとのせて一緒に眠ってくれることがあります。

そんな夜はもう大変です。

猫が自分の枕に寝てくれたこと、勝利を相手に最大限にアピールします。

負けたほうはこんなはずではないと明日以降の勝利に向けて、お互いにどれだけ自分のほうが猫たちに慕われているかを主張します。

それが行われるのは、電気が消えて真っ暗な部屋の中です。

いい歳をした大人2人がそれぞれの母国語で主張しているのは、冷静に考えるとかなり妙ですよね。

自分でも妙だと思いますが、この真夜中のディベート、私たち夫婦にとっては楽しい習慣になっています。

それぞれが主張し終えると、満足したせいか疲れがドッときてぐっすり眠れるのです。

きっと夫がアメリカ人で主張ははっきりと、そして納得いくまで話し合うお国柄の人なのもあるかもしれません。

ただ、私も負けず劣らず自己主張が激しく、日本人同士では浮いてしまうこともしばしば。

こんな2人なので、きっとどちらかが亡くなるまでこのディベートは続いていくんだろうな、いや続けていきたいなと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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