「50代の女性です。コロナ禍の期間にドラマにハマった私。1日中見ていたせいで運動不足になってしまったので、あることを開始したのですが...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか？
■座って観ているだけではもったいないので始めたことは...
「ステイホーム」という言葉を耳にするようになり、「リモートワーク」や「リモート飲み会」など、やたらと家にいることを推奨されるようになった時期のことです。
ご多分にもれず、わたしもドラマや映画のサブスクにいくつか入り、せっかくなので「おこもり」を楽しむことにしました。
もともとあまり外出が好きなほうではなかったので、せっかくだからこの時期を楽しく乗り切ろうと前向きに考えました。
以前はテレビをあまり観ておらず、好きなドラマもなく、パソコンを前に「さて、何を観ようか」と検索していました。
そのうちいくつか気になるドラマを発見。
以前、友人から勧められた作品で、即ハマりました。
周りの友人が「〇〇面白いよ〜」とか「あれ、絶対観て欲しい」と勧めていたことに合点がいきました。
そして、自分が面白いと思ったら、人にも観てほしい、という気持ちも分かりました。
気づけば家事もそっちのけで、ひたすらドラマ三昧の日々が始まりました。
1話を終えると続きが気になり、2話3話と進むうちに日が暮れていることもしばしば。
我に返り「これじゃいかん」と思い始めるのにそう時間はかかりませんでした。
外出しないことで運動量が減り、体重計に乗るとちょっとヤバイなと感じるようになったのも理由です。
じっと座って画面を眺めていることに罪悪感を感じて、まずは立ち上がろう、立ち上がったなら足踏みをしよう、どうせなら小走りしてみようと、動きながらドラマを観るようになったのです。
■どうせやるならと運動がエスカレート！
最初は「1話が終わるまでに軽く走るぞ」と自分に課してやってみたのですが、これが案外、達成感がありました。
その場でジョギングの真似事なのですが、10分も動くと軽く汗ばみ、45分程度のドラマが終わる頃には、まあまあな運動量なのでは？ と思う疲労感がありました。
一体何キロくらい走ったことになるのか、消費カロリーがどのくらいなのかを知りたくなり、スマートウォッチを装着しました。
10分走ると1.5キロ弱進んだことになり、約100キロカロリーの消費。
45分のドラマなら400キロカロリー消費しているというわけです。
ということは、ポテトチップス1袋食べても余裕ではないかと思われます。
じっと座ってドラマを観ながら1袋食べていた自分を、殴ってやりたい気分になりました。
その後はドラマを1話観る間というよりも、500キロカロリー、1000キロカロリー消費するまでと動くことが主体になりました。
汗だくになりながらドラマの内容もそっちのけで走っている自分に気付き、なんのこっちゃと呆れてしまいました。
そうこうするうちに世の中はなんとなく元に戻り、外出も行動も以前のようになりました。
ながらジョギングも徐々にやらなくなり、体重は軽く増えた状態になっています。
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