「60代の女性です。言葉で直接会話ができなくても、ワンちゃんとは心が通じる。こんな素敵なことってあるんですね。幸せ!」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■我が家の愛娘・チワワのももちゃん
私(63歳)には、4歳半のチワワの「ももちゃん」と言う愛娘がいます。
ある時、動物センターにいた生後2カ月のももちゃんに出会い、夫が「『連れてって』って言っているよ」ということから、我が家の家族になりました。
特に教えていないのに、ちゃんとももちゃん専用のトイレで用を足すようになりました。
毎日一緒にお風呂にも入ります。
私の膝に腰をかけ、顎までお湯につかり、目を閉じてまるで「いい湯だな~」と言っているみたいです。
ももちゃんとは、よく一緒にテレビを見るのですが、料理番組などは食い入るように見ています。
いつもはとてもおとなしいのですが、外で人の声がしたり、玄関のベルがなったりすると、途端に『我が家の一大事か!?』と吠えて我が家を守ってくれています。
テレビのドラマでのドアフォンを、家のドアフォンと間違えて吠えてしまったこともあります。
そんなももちゃんですが、特にしつけていないので、お手もお座りもできません。
できなくても日常は困らないので、私はそれでいいかと思っていました。
■もしや...踊りたかったの⁉
そんなももちゃんですが、ある時、一緒にテレビを見ていると、犬が踊っている映像が流れました。
すると、ももちゃんが急に飛び跳ね出したのです。
私がピアノを弾いているときは、いつも近くによってきてぴょんぴょん跳ねていましたが、どうやら踊りに興味を持ったようでした。
ももちゃんと踊れたらどんなに楽しいことでしょう。
早速、犬がどんな風に踊ることができるのだろうと調べてみました。
すると、サイド・ステップ、フロント・ステップ、サークル・ステップ、バックワード・ステップ、ターン・アラウンド...犬への指示の数々に(こんなにもあるの?)とびっくり。
この中からまずサークルステップに挑戦することにしました。
サークルステップは、円を描くようにして動くステップです。
もともと、音楽が鳴り始めると耳をツンとたてて、はしゃぐももちゃん。
その音楽に合わせてリードをつけたままくるりとももちゃんを回してみました。
すると、何も教えていないのに上手に回るのです。
「えっ? 回れるの?」
もしかしてリードなしでもできるかも? と思った私は、リードをはずして手で回す合図をしたところ、やっぱり回れたのです!
「ももちゃん、やりたかったの?」
そう聞くと、ももちゃんは私を見上げて「また回れっていって!」と言いたげな目で見つめてきます。
これをきっかけに、ももちゃんとダンスをすることが毎日の日課となりました。
いまは曲に合わせて合わせてくるくる回っています。
目が回らないのかなぁと少し心配ですが、次は拍子に合わせての歩行に挑戦です!
ワンちゃんと心を通じ合わせるのがこんなに楽しくて幸せなことだとは思いませんでした。
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