「40代の女性です。20年以上前の高校生時代、ひょんなことからお菓子とご飯を一緒に食べる変な食生活にハマってしまいました。その代償は思いがけないところに...いまでは懐かしい若気の至りです」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■偶然発見した最高の組み合わせにどハマり!
いまから20年以上前の高校生時代、友だちの家の誕生日パーティーに行ったときのことです。
パーティーではたくさんの食事が出され、テーブルにはサンドイッチやおにぎり、からあげなどのパーティーメニューと一緒に、ポテトチップスやチョコレートが並べられていました。
それを見て、なんの気なしにポテトチップスとおにぎりを取って、一緒に食べてみた私はびっくり!
ポテトチップスの塩気とおにぎりが絶妙にマッチしてとてもおいしかったんです。
一気にハマってしまった私は、誕生日ケーキに見向きもせずに、おにぎりとポテトチップスに夢中になりました。
またこの味が食べたいと思いましたが、私の親は市販のお菓子を食べることをよく思っていなかったため、家で堂々と食べることはできませんでした。
食べられるチャンスは学校で食べるお弁当のときしかありません。
思う存分ポテトチップスでおにぎりを食べたかった私は策を練りました。
「部活の関係で荷物が多くなるから、お弁当は自分でおにぎりを握っていくよ」
「昼休みに友だちとおにぎり交換パーティーをするから」
などと理由をつけて、お弁当をおにぎりだけにしてもらったのです。
そして、自分でポテトチップスを買い、おにぎりと一緒に食べて至福の時間を味わっていました。
そうこうしてるうちに、どの具材がポテトチップスに合うのか、どのポテトチップスがおにぎりに合うのかが分かってきました
まず、鮭や梅干しのおにぎりは味の主張が強く、ポテトチップスにはあまり合いません。
かといって具が全くない塩むすびも物足りません。
たどり着いたベストはツナか昆布でした。
そして、おにぎりに一番合うポテトチップスはチーズ味です。
一番のお気に入りはアメリカ製のポテトチップスで、国産のものよりも味が濃くて食が進みました。
しかし、輸入品のポテトチップスは国産のものに比べて高価です。
当時、一般的なスーパーで安売りしているポテトチップスが100円くらいだったのに対して、輸入品は300円くらいしました。
高校生でお金がなかった私にとっては大問題。
でも、どうしても食べたかった私は、洋服やCDなど我慢してポテトチップス代にしていました。
■おかしな食生活に邁進する私を襲った初めてのニキビ!
そんな私を友人たちは呆れた顔で見ていました。
私はこの絶妙な組み合わせを分かってもらいたくて、お弁当の時間に友だちにポテトチップスを配っていたのですが、みんなの反応はいまいち。
「合わないことはないけれど、やっぱりお菓子とご飯は別に食べたいよね」
ほとんどの感想がこんな感じでした。
そして、この食生活を続けていた私にちょっとした変化が起きました。
やたらと胃がもたれ、いつもお腹がゴロゴロ...そして高校生のくせに胃がもたれてだるいから動きたくないと感じることが多くなりました。
一番困ったのは肌荒れです。
乾燥肌でニキビができることもほとんどなかったのですが 、この食生活を始めてから顔にニキビができるようになってしまいました。
見た目も気にする思春期です。
断腸の思いでポテトチップス+おにぎりを控えるようにしたら、みるみる回復してきました。
それ以降は怖くてポテトチップス+おにぎりを食べなくなったのですが、いまでもたまに食べたくなる青春の味です。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。