「40代の女性です。家族の好き嫌いがバラバラだと、作る人は大変ですよね? うちの息子は食材よりも、食感の好き嫌いがひどくて困っています」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■息子は小学校では毎日給食を完食。でも、自宅では全然違うんです
私(43歳)には小学6年生の息子がいるのですが、息子も夫(54歳)も外食があまり好きでなく、ほとんど毎日自炊なので困っています。
息子は小学校の給食は完食、ほぼ毎日おかわりするそうです。
「○○くん(息子)は好き嫌いも全くないですね! 最近の子は、特に和食や魚嫌いの子が多いのに偉いです!」
小学校の入学以来、個人面談のたびに担任の先生はニコニコでほめてくれます。
でも、私が「実は、自宅では全く違うんです...」と言うと驚かれます。
というのも、息子は自宅では嫌いなものがあまりに多いのです。
毎日の献立を考えるだけで嫌になってしまいます。
なぜ学校の給食は食べられても、自宅では食べられないか息子に聞いたことがあります。
「わかんない。友だちと食べてると、あんまり気にしないのかも...」
「学校で嫌いなおかずを残すと、好きなおかずはおかわりできないルールだからかなぁ...」と、息子自身もわからないようです。
ただ自宅では、とにかく「混ざったもの」が大嫌い。
食材は1つでないとダメなのだそうです。
食べようとしても、吐き気がしてしまうほどだそうで、「食材を混ぜないで! 別々にして」と言ってきます。
例えば、ほうれん草のおひたしや冷ややっこは大好物ですが、白和えにすると「気持ち悪い」になってしまいます。
ハンバーグも「お肉に玉ねぎとか混ざってるなんて気持ち悪くてムリ」という具合です。
給食では食べられるのに、なんでなのでしょうか...。
■要求が多すぎる息子の料理は手間がかかる!
そんな具合なので、私が「今日は仕事で疲れたし、手軽に丼物と具沢山の汁物にしたいな」と思っても、我が家ではできません。
ご飯の上に具材がかかっていると、息子は見た途端に「気持ち悪い」となります。
牛丼、中華丼、親子丼、天津飯などはすべてです。
親子丼ではなく、別の器に親子丼の上の部分の「親子煮」を入れて、お米は別にすると「美味しい!」とおかわりするのです。
正直、私にしてみれば洗い物も増えて面倒です。
それに「卵焼きは食べても、オムライスが無理ってなぜ?」と疑問だらけ。
でも、じっくり考えて、気がついたことがあります。
息子は保育園の頃から固いものが大好きでした。
大好きなお菓子は煮干し、固い醤油せんべい、芋けんぴと昭和なもの。
離乳食では、おかゆは一切食べず、心配になって保健師さんに相談したほどでした。
そして、高熱のときはおかゆも「余計に気持ち悪くなる」と食べないので、どうやら食感の問題のようなのです。
この理論だとマヨネーズもケチャップも多分、柔らかい食感のせいで息子は苦手なのでしょう。
息子の気持ちもわからなくはないのです。
ただ、洗い物も減らしたい、丼もので楽をしたいときもあります。
何よりも、毎日の献立を考えるのに結構疲れてしまいます。
「何でも食べてほしい!」という気持ちでいっぱいですが、息子は「給食は無理して食べてるもん!」と言います。
自宅では好きなものを食べてほしい...という気持ちにもあるので、なんとか続けています。
でも、毎日献立を考えたり、ネットで調べたりしていては溜息が出てしまいます。
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