「海外在住の47歳主婦です。私が住む地域のスーパーで、聞いたこともない現地語名の白身魚が売られていました。興味本位で購入し、食べてみたのですが、後で知ったその正体にびっくり!」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■鮮魚ケースに陳列された謎の白身魚。その正体は...
現在、海外在住の私。
利用している近所のスーパーは、魚介類の種類があまり豊富ではありません。
サーモン、カニ、エビ、ホタテ、あとは川や湖で捕ったと思われる見慣れない魚があるくらいです。
しかも日本のように1人用の切り身で売られてはおらず、サーモンなどは半身の半分くらいにざっくり切られて売られているため、1回で3食分くらいの量を買うことになります。
ただ、そこのスーパーで売られている魚介類の中に一種類、気になる魚がありました。
いつも鮮魚ケースの端に地味に陳列されている、聞いたこともない現地語名の白身魚です。皮がはがされ、開いた状態で売られています。
よく分からない魚なのでずっと敬遠していたのですが、ある日「たまには違う魚も試してみよう」と思い、買ってみることにしました。
地元では、ハーブやレモン汁などをまぶして、オーブンやグリルで焼いて食べるのが定番だそうですが、私はひとまずフライに。
食べてみると、やや泥臭さが気になりましたが、味は悪くありませんでした。
味付けを少し濃いめにして唐揚げにすると、夫(49歳)も結構気に入って食べてくれたので、それ以降、その魚は我が家の定番食材となりました。
しかしあるとき、ふと「そういえばこの魚、日本で言うところの何の魚なんだろう?」と気になり、辞書で調べてみると、出てきたのはナマズ!
別に食用であってもおかしくはないですし、日本でも地域によっては食べられているのかも知れません。
ナマズと言えば、水族館の電気ナマズしか見たことがなかったため、「あのヒゲのヤツか」と軽くショックを受けました。
ナマズだと知るとやや抵抗感が生まれましたが、今でもたまに買って調理しています。
■海外でよく分からない魚を食べるときにはご注意を!
余談になりますが、私と同じ国の違う地域に、東南アジア系の方と結婚して住んでいるS恵(47歳)という友人がいます。
彼女に以前「美味しいよ」と勧められた魚がありました。
S恵はアジア系食材店が多く並ぶ地域に住んでおり、その魚もアジア系の鮮魚店で購入しているそうです。
しかし、私が住む地域では残念ながら手に入らないため、まだ一度も試したことはありません。
ナマズを調べている際に、その魚のことをふと思い出し、ついでに何の魚かを調べてみると、とんでもない事実が判明しました。
その魚は、東南アジア地域で普通に食されているそうなのですが、人体に害を及ぼす成分が含まれており、日本では販売が禁止されているとのこと。
文化的に食べ慣れている人たちには抗体があるのかも知れませんが、日本人が食べるのはリスクが高いそうです。
私はびっくりして、早速その話をS恵に知らせました。
しかし時すでに遅く、S恵はすでに「その魚を食べることで引き起こされる可能性のある疾患」を発症していました。
本人はその危険性を初めから知っており、でも「お店で売られている魚だから、危険な成分は含まれていない」と思っていたそうです。
本当に魚が原因かは分かりませんが、現在も通院と薬が手放せないそうです。
海外ではお店で売られている魚であっても、よく調べずに買って食べるのは危険だなということを学びました。
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