「武勇伝作り」のため、あえて危険な地域に住む男性。しかしある日悲劇が...【みなさんの体験記】

「男の人って『武勇伝』がほしいものなんでしょうか...私(47歳・女性)の知人に『武勇伝作りが趣味なの⁉』と言いたくなるほど、冒険感覚で危険に足をつっこむ男性がいます。そして案の定、事件に巻き込まれてしまい...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■海外で知り合った男性。誇らしげに「武勇伝」を語るけど...

私が20代後半の頃、海外に滞在していたときの話です。

その国は若者の長期滞在先として人気で、私が滞在していたときも現地で知り合った日本人のほとんどは20代でした。

その中に、Mさん(当時29歳)という、現地でトラック運転手として働く男性がいました。

Mさんはワイルドな性格で体格がよく、人柄もいいアニキ的な存在でした。

当時、3軒くらい行きつけのパブがあったのですが、Mさんとはどこかしらのパブへ行けば遭遇するような感じでした。

Mさんはとてもおしゃべりで、とりわけ自身の武勇伝を語るのが大好き。

例えば、日本から空港に到着し、右も左も分からない状態で適当に市バスに乗り、何度も乗り換えてあちらこちらを回り、目的地にたどり着くまで3時間くらいかかったなど。

ちなみに、空港から街中までは電車やリムジンバスを使えば15分ほどで行けるのですが、あえて「冒険」を選択したそうです。

正直、そうする意味がまったく理解できませんでしたが、誇らしげに話していました。

そのMさん、滞在先もあえて治安の悪い場所を選んでいました。

地名を聞けば誰もが「危険」と言うほど、治安が悪くて有名な場所です。

貧困層が多く住み、ちょっとしたことが原因で火炎瓶を投げ合う暴動が起きるような場所でした。

Mさんはいつも「2日前にアパートの前で殴り合いの喧嘩があった」「付近でひったくりは日常茶飯事」「アパートの廊下は常に煙の臭いでぷんぷん」と、ビール片手に意気揚々と語っていました。

そんな場所に住むMさんを友人たちは「すご~い」と絶賛していました。

■生きてさえいればOK? Mさんに降り掛かった「予想通りの悲劇」

しかしあるとき、Mさんに悲劇が起きたのです。

荷物の配達を終えたMさんが、次の仕事まで時間をつぶそうと、自宅アパートの前にトラックを停めて運転席で昼寝をしていたそうです。

すると突然、物音がして目を開けると、恐らく偽物と思われる銃を持った少年たちにトラックを囲まれ、棒のようなモノで車体を叩かれていたそうです。

運転席のドアを開けられ、外へ引きずり出されたMさんは袋叩きにされました。

結局、車内に置いてあった財布や携帯電話、ノートパソコンなどが奪われたそうです。

Mさんは体の何カ所かを骨折し、病院へ救急搬送。

一命は取り止めるも重症でした。

「武勇伝」を語るのが大好きだったMさん。

きっとこの体験もいつか武勇伝として語られるのでしょう。

それにしても、危険な場所だと理解しておきながら、不用心に寝てしまったMさんの神経はまったく理解できません。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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