「2023年1月、我が子の進学のために、学校指定の制服店でびっくりするような対応をされました。悪い口コミが並ぶお店でしたが、まさか本当だと思わないじゃないですか。でもね、すべてが本当だったんです...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■口コミ評価が悪い制服店。関係ないと思って行ってみたら...
2023年1月、我が子の進学のために、学校指定の制服店に行ったときの対応です。
制服店の口コミ評価に「ありえない対応をされた」などという悪い口コミがいくつか書かれていました。
しかし、ここ以外に指定店がないのと、こちらが普通の態度で接している限り、さすがに最低限の接客はしてくれるだろうと思い、そこまで気にせずお店に向かいました。
学校からも連絡してもらい、店側が指定した時間に子どもと一緒に行くと、店の扉は閉まっていました。
中で何やら作業をしているようだったので、しばらく待っていると40代くらいの女性店員さんが扉を開けてくれました。
少しぶっきらぼうに「予約はしていますか?」と聞かれたので、「13時に予約している〇〇です」と名乗りました。
そのときには、私の後ろにもう1組、別の学校の在校生らしき親子も並んでいました。
店員さんは後ろの親子にも声をかけ、予約していないのにも関わらず、なぜか後ろの親子を先に案内しました。
別の学校、あるいは在校生だからすぐに済む内容なのかな? と思って待っていると、その親子は暖かい部屋に案内してもらっていたので、口コミにあったような悪い対応ではなさそうだと安心しました。
次に私たちが呼ばれたのですが、ワイシャツやネクタイやセーターなど、実物を見たいと希望したところ「ない」と言われました。
入学式に間に合いそうかと尋ねると「それは間に合わせます」とのこと。
それぞれの値段を尋ねようとすると、「何を何枚買いたいのか決めて伝票に書いておいてください」とだけ言い残し、店員さんは再び先ほどの親子のもとへ行ってしまいました。
「値段が分からないのに枚数は決めづらいなぁ...」と思いつつも、店の外で立ったまま住所と氏名、それぞれの希望枚数を書き終えました。
すると、先ほどの店員さんではなく、80代の女性店長さんが登場。
「全ての商品を最低1枚は注文してほしい」
「冬物だけでなく、夏物を2枚以上買ってくれないと注文は受け付けられない」
そう言われたので従うと、ようやく店内の試着室に案内されました。
軽く採寸をして試着へ。
といっても冬物の制服上下以外の見本はないので、ワイシャツやセーターなどはなんとなくのサイズで注文です。
なんだかモヤモヤしました。
■は? 店主の「値段が個人情報」という謎の主張
いよいよ試着することになったのですが、店長が急に「ああ〜! だめだ! 入学式に間に合わないから。注文は受けられません」と言い出したのです。
先の女性は間に合わせると言っていましたし、たとえ間に合わないとしても注文ができないのは意味不明です。
「なぜですか? 制服がないと困ります」と言う私に「諦めて帰って!」の一点張り。
「では、その個人情報を書いた紙を返してください」とお願いすると「これはうちのものだから返せない」と。
住所や氏名、体のサイズは、こちらの個人情報なので、これもまた意味不明です。
どうやらこのお店では「どの商品がいくらなのか」が個人情報のようです。
40代の女性店員さんが間に入り、住所氏名の部分だけは切り取って返してもらえることになったのが、せめてもの救いでした。
その後、学校にこの経緯を報告すると、数年後に指定先の変更を考えているとのこと。
結果としては変更予定の店で無事、制服を購入することができました。
学校もなんとなく情報を把握していたようなので、嫌な思いをした店で購入せずに済んだのは良かったと思っています。
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