「私(44歳・女性)の出産をきっかけに義実家で同居生活を送っていましたが、約4年前に同居を解消しました。どんなに表面を取り繕っても、義母にとって私は孫と息子を奪った憎い嫁という存在なのだと思います」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■出産を機に義実家での同居が開始。最初は順調だったけれど...
私は30代前半に出産し、それを機に義実家での同居が始まりました。
その頃、夫は自営業を始めたばかりで、夫の収入だけでは生活ができず、義実家に居候するしかなかったのです。
義実家には、当時60代前半の義母と20代後半の義妹、60代後半の義伯母(義母の姉)が住んでいました。
最初は苦労した同居生活でしたが、私が我慢しながら少しずつ慣れていき、やがて義母と私は周りから本当の親子のように仲がいいねと言われるほどにまでなりました。
数年後、それまで可愛がってくれていた初孫の息子よりも、息子の後に生まれた義妹の娘をあきらかに可愛がるようになった義母。
息子へのあたりもきつく、孫差別が見過ごせなくなってきたことから、無理やり同居を解消しました。
実の母に対して夫は言いづらかったのか、なかなか義母に引っ越しのことを言ってくれませんでした。
しかし、私は着々と引っ越しの準備を進め、新居に荷物を運んでいました。
そのため、義母が引っ越しのことを知ったのは引っ越し完了の直前!
まさに寝耳に水の話だったことでしょう。
いきなりのことに義母は怒りを隠さず、私を睨みつけた顔は生涯忘れられません。
義母にとっては息子と孫を奪っていった憎い嫁と思われたことと思います。
■平和に暮らした数年間。運動会に招待して和解するかと思いきや...
別居を始めてから、私は義実家との連絡を一切取りませんでした。
息子と夫は、ときどき義実家へ顔を出していました。
家が近いため買い物に行くとときどきすれ違うのですが、ものすごい形相で睨み付けられました。
しばらくは会いたくなくてビクビクしながら生活していた私ですが、数年も経つと心も落ち着き、息子の小学生最後の運動会に義母を招待しました。
数年ぶりに口をきいたような状況でしたが、そのときの義母は「本当にありがとう」と、とても感謝してくれました。
こちらも招待してよかったと思っていたのですが...。
別居してからも、息子は悲しい思いをしていたことが発覚しました。
なんだかんだ息子は義母のことが好きです。
でも、息子が義実家に遊びに行ったとき、義母と同居している義母の姉が息子に「この前、ばあば(義母)と姪っ子ちゃん(義姉の子)と温泉に行ったんだ」「そのあとはここに遊びに行ったんだ」と、写真を見せながら話をしてくるそうなのです。
もちろん、義母と義妹家族が出かけるのは構いません。
でも息子がばあばが好きで、一緒に出かけたいことを知っているはずなのに、そういう話をするのはやめてほしいと思いました。
自分も一緒に行きたかったと私に悲しい顔をして告げてきました。
先日も義父の法事が遠方であると直前に知らされ、慌ててホテルを予約しました。
息子は義母と一緒のホテルがいいと言うだろうと思い、急遽同じホテルにしました。
もし一緒のホテルでなかったら、息子が悲しい思いをする...そういうことを分かってくれないのでしょうか?
やっぱり義実家とは付き合いたくありません。
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