「61歳の男性です。我が家に来て1年になる愛犬・きぎまろ。犬の散歩を面倒くさがる人がいるかもしれませんが、意外といいんです。きぎまろと過ごす時間は、勤め先を退職して再任用職員となった私に、たくさんの恩恵を与えてくれています」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■愛犬との散歩のおかげで足腰が強くなった私
我が家に愛犬きぎまろが来たのは2022年8月のことでした。
きぎまろが我が家に仲間入りして1年が過ぎ、いろいろとエピソードには事欠かない可愛い(ちょっとおバカな?)やつですが、いまでは大切な家族の一員です。
私は長く勤めた町役場を退職し、昨年度から再任用職員となりました。
朝の出勤時刻が遅くなったので、朝の散歩を日課としていますが、ここで欠かすことのできないパートナーがきぎまろです。
我が家に来た頃は臆病で、近所さえ歩くことはできず、もっぱら私が抱っこをしての散歩だったおかげで、腕力を鍛えられたと思います。
そんなきぎまろも、最近は1時間程度の散歩に平気でついてきてくれるようになりました。
この夏は特に暑かったので、朝が早いといっても汗びっしょりになります。
それでもきぎまろとの散歩は楽しく、嫌になることもなく、運動として続けることができました。
きぎまろは好奇心が旺盛で、何かを見つけるとグイグイと引っ張って突進していきます。
散歩を始めた頃は、駄々をこねながらリードを引かれてついて来る感じでしたが、いまではこちらが引っ張られるような有様です。
おかげでウォーキングが楽しく、私の足取りも以前より軽くなった気がします。
■知らない場所は愛犬と私にとってテーマパーク
そんな私ときぎまろが、ハマっていることがあります。
日々の散歩とは別に、休日にお出かけをすることです。
車にケージを積み込んで、きぎまろを同乗させ、毎週のようにいろいろな場所へ遠出します。
周囲が遊歩道になっている池に出かけたときは、きぎまろは水中の魚に興味津々でした。
また、トレッキングコースのある山に出かけたときは、マイナスイオンたっぷりの森林浴を共に楽しみました。
気がついたら万歩計の値は2万歩を超えていて驚きました。
よく知らない町を歩くのは面白いです。
好奇心旺盛なきぎまろは、見かけた人に近寄っていきます。
「可愛いですね」などと声をかけてもらって愛犬談義に花を咲かせたり、小さなお子さんにかまってもらったり、癒やしの時間を過ごしています。
先日は庭いじりをしている住民の方に声をかけてもらい、ご自慢の庭へと招待されました。
きぎまろが粗相しないか心配していましたが、外面のいいところを発揮して、いい子で過ごしてくれました。
いろいろと出会いのある散歩はとても楽しいもので、知らず知らずに足取りは軽くなり、時間を忘れて歩くことができます。
そのおかげか、この頃は体調もすこぶる良く、散歩の成果と感じています。
これからもきぎまろと新しい道を歩いたり、思わぬ発見をしたりすることを考えるとワクワクして、いくらか若返った気分で過ごす毎日です。
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