<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:パート主婦です。
私は結婚してすぐ(27歳の頃)に医療事務の資格を取り、小児科クリニックでの勤務が決まりました。
この小児科クリニックは自宅からも近く、勤務しながら具体的な仕事を教えてくれるところで、院長先生の夫人のAさん(当時41歳)をはじめ、とてもアットホームな職場でした。
3年ほど勤めていましたが、夫(当時29歳)の海外転勤が決まり帯同することにしたので、心残りでしたが辞めることにしました。
何年か経って日本に戻ったときに、別の職場に勤めることとなりました。
それから数年が経ち、私は子どもを出産。
子どもは2歳のときにぜんそくと診断されたため、以前勤めていた小児科クリニックに通うことになりました。
多いときは週3回のペースで吸入に通い、小児科の待合室で過ごす時間が多くなりました。
Aさんは従業員とコミュニケーションを取るのがとても好きな方です。
私が勤めているときも「子どもはまだなの?」と何度も聞かれて、うんざりするときがありました。
そういった方なので、子どものために小児科へ行くようになってからは、顔を合わせるたびに「2人目は?」と聞かれるようになってしまいました。
それが本当に嫌でしたし、いつまで聞く気なの?と言いたくもなりました。
院長先生は呼吸器系の診察・治療が得意で信頼できる方です。
でも、Aさんに会うかもしれないと思うとストレスで、別の小児科に通っていた時期もあったくらいです。
ただ、別の小児科は診察の説明がなんだかうわべだけで、診察に物足りなさを覚えて、やはり元の小児科に戻りました。
その後、子どもも大きくなって吸入のための通院は減り、Aさんにも会うこともなくなりました。
しかし、久々に会ったところ...。
「しばらくね~。いま、お子さんいくつだっけ?」
「15歳です」
「あ〜そう、早いわねえ。今年受験なの〜? お子さん1人だとやっぱり私立かしら?」
「いえいえ...。うちは経済的に私立は無理で、子どもも自宅から近い学校を望んでいます...」
ここまで聞いてくるんだと呆れてしまいました。
何年経っても他人の神経を逆撫でするAさん。
だから、会いたくなかったのです。
来年は16歳、年齢的にも小児科は卒業でしょう。
私も呼吸器科に通っているので、同じ病院へ通わせようと思います。
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