ひどい方向音痴で行く先々で迷子になるけど、一人旅は楽しい

ひどい方向音痴で行く先々で迷子になるけど、一人旅は楽しい 6-pixta_26148893_S.jpg

ペンネーム:やまやま
性別:女
年齢:60
プロフィール:旅行は、私の趣味のひとつです。国内旅行は、言葉の心配もいらないだけでなく、どこへいっても安心なので気軽に一人旅を楽しんでいます。主人と2人で行くのも楽しいですが、一人旅もいいものです。旅行で行ったわけではなかったり、通過しただけの所もあったりしますが、あと島根県さえ行けば日本全国制覇です。

一人旅を始めたきっかけ

私は国内の一人旅が好きです。出張の多い主人が、飛行機のマイルや、ビジネスホテルのポイントをためてプレゼントしてくれるので、交通手段を飛行機にしてホテルをビジネスホテルにすれば、食事代とおこづかいだけで一人旅ができます。

私が一人旅を始めたのは37歳のとき。亡くなったばかりの義母の日記をみつけ読んでしまったことがきっかけでした。「嫁がこんなにかわいいと思わなかった」と言ってくれていた義母でしたが、日記には私に対する憎しみがつづられていたのです。主人は「おまえはよくやってくれた。それがわからなかったおふくろの方が悪いのさ」と言ってくれましたが、私の心は一向に立ち直りません。亡くなった義母を憎みたくなく、気持ちを切り変えたいと心から思いました。そこで夫が提案してくれたのが一人旅だったのです。義母が残してくれたお金があったので、それを使えばいいじゃないかと言ってくれました。


「おかあさんの残してくれたお金で、たくさん贅沢をしちゃうんだ!」と初めての一人旅は神戸に決定。でも、贅沢をと思っても、入場料のかかる観光施設はついついパスしてしまったりと節約モードでした。


ですが、元町でたまたま見つけた改装前でセール中のおもちゃ屋さんがなんと6割引きで大興奮。幼稚園と3歳の息子たちに高めのおもちゃを購入しました。勢いに乗って、主人と私の服を買ったりとうきうきです。お店のご主人が「まだ、他で買い物したいなら戻ってきた時にこの段ボールで送ってあげるよ」と親切に言ってくれて助かりました。また、雑貨屋さんではステキなマダムが、「あなた、なんて持ち方をしているの。私がまとめるわ」と言って私の買い物をコンパクトにしてくれました。いい大人がお世話をしてもらってちょっとはずかしかったのですが、義母の日記を読んでに沈んでいた気分は随分軽くなりました。思い切って買い物したこともそうですが、みなさんに親切にしてもらったのが嬉しかったからだと思います。



旅のあちらこちらで道に迷いました

そんなきっかけではまった一人旅。ですが、私はひどい方向音痴です。神戸に行ったあとも北海道、宮崎と鹿児島、静岡、沖縄、大阪、広島と国内の一人旅を楽しんできましたが、楽しかった思い出とと同じくらい道に迷った思い出もあります。


例えば札幌にホワイトイルミネーションを見に行ったときには、方向音痴なのだから、行きやすい場所にあるホテルにすればよかったのに、小樽から札幌駅へ行くバスで途中下車する必要のあるホテルを予約していました。暗くなった町で道に迷い、人に聞いてもわからず、結局最後はタクシーに。疲れ切って万歩計を見たら、なんと17,000歩も歩いていました。


また、鹿児島に行った時、一番見たかったのは薩摩切子の工房、二番目は桜島でした。でも、道に迷い時間が足りなくなり、桜島の方は泣く泣く諦めるはめになりました。桜島をホテルに向うバスの窓から見たのは、ちょっと残念な思い出です。


北海道の足寄では、駅員さんに旅館の場所を丁寧に教えてもらったのに、たどりつけずにお宿に迎えにきてもらったことも。翌日帰ろうとしたら、同じ駅員さんがわざわざ出てきて、「昨日は心配したよ。駅を出たとたん間違えるんだもの」と言われ赤面しました。


そんな方向音痴な私ですが、迷うこともも一人旅の醍醐味と諦めつつも楽しんでいます。

一人旅を始めた頃の私は、一人旅をする理由を、「人と話すのではなく自分自身と会話するため」と言っていました。ですが、現地の人との交流や、道に迷うといったアクシデントなど、どれも振り返れば新鮮で楽しいものです。そして、なによりも「おかえりなさい。楽しかった?」と言ってくれる家族の言葉が、私の一人旅を締めくくる、大事なポイントです。これからも、一人旅を楽しんでいければと思っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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