こんにちは。ブログ『キッチン夫婦』を夫婦で運営している妻のべにゆうです。
【前回】上司のパワハラで「うつ病」になった23歳の息子。しかし「ある姿」に成長を感じ.../キッチン夫婦
夫は小さな会社を経営していますが、2020年はコロナ禍でその仕事が全くストップしてしまいました。
提携している会社から「明日から、営業を当分の間しないで下さい」と言われてしまったのです。
夫は翌日から仕事ができない=収入も入らないことになり、いつ再開できるかもわからず、我が家の大危機でした。
このままではマズイ。
まずは住居費の節約をと急きょ私の実家に引っ越しをしました。
夫からの提案で決めたことでしたが、妻の実家に頼んで、というのは夫自身は不甲斐なさを感じていたと言っていました。
引っ越ししてからは思い切って、震災後の頃から夫がいつかやりたいと思い描いていたパンの宅配事業を立ち上げ、私も一緒にやれることはやりました。
夫は新しいお客さんや仕入れ先を開拓し配達もする。
私は注文の集計から発注、お客さんと仕入れ先との連絡。
私は電話応対が苦手で最初は渋々やっていたけれど、だんだん電話も「とるしかない!」「かけるしかない!」という状況の連続になり、難はありながらもこなせるようになりました。
数カ月後には夫から「ずいぶん慣れたね~」と感心してもらえるほどになっていました。
また地元に戻ってきた息子もパンの配達を手伝うようになっていました。
そして配達先が増えるにしたがって、私も週に1度、注文の多い日の配達を手伝うように。
本業の仕事もあるし、しんど~いと思いながらも、
「なかなか買いに行けないので助かってます」
「○○のパンが美味しかったです」
「いつも楽しみにしてます」
などと、お客さんから直接喜んでいる表情や声をいただくことで、「いいことしているんだ!」と思えてうれしく充実感もありました。
一方で平日の日中、別な仕事をしている私にとっては、なにせ時間が足りません。
1日のしなきゃないことが終わって、夜に「あぁ寝れるんだぁ」とホッと一息つく瞬間が一番の幸せ。
その瞬間までとにかく「やるしかないから!」みたいな毎日です。
そんな時期があっても仕方ないかもしれないけど、あんまりいい状態とは思えませんでした。
時々夫に「お客さんの数は増えてきてるけど、この労力...かけてもかけても大変なだけじゃない?」と言うようになっていました。
しかし夫は「べにゆうさん、もう少しだから!」と言います。
『もう少ししたら労力かけている分の利益が出てくるからね』という意味です。
そんな感じで夫に鼓舞され続け、「わかった、今はがんばる!」とちょっと麻痺させられていたような気もします。
「もう少しだから!」の「もう少し」はいつ来るんだぁ?
凡ミスも増えてくるし、これはちょっと限界なんじゃないの~なんて思えてきています。
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『チーズ入りもっちり山芋焼き』
材料(4~5個分)
長芋...1本
チーズ...80g
サラダ油...大さじ1
味海苔...4~5枚
作り方
(1)長芋は皮をむいてすりおろす
(2)チーズは2cm角くらいの大きさに切る
(3)フライパンに油を熱し、すろおろした長芋大さじ2を広げてそこにチーズをのせる
(4)チーズが溶けてきたら半分に折り、裏返して両面を焼く(4~5個作ります)
(5)少し冷ましたところに味海苔を巻いて出来上がり
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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