<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:毎日慌ただしく過ぎて、気が付けば1年が終わっている51歳パート主婦です。
2018年の話です。
娘(当時小学5年生)には、小学1年生の時から仲の良い女の子のお友だち・Aちゃんがいるのですが、5年生の一学期にお父さんの仕事の都合で海外に行くことになりました。
娘は大変寂しがり、私(当時48歳)もAちゃんママ(当時47歳)とも仲良くさせていただいていたので、お別れは残念だな...と思っていました。
引越しするまでにAちゃんママに会えればと思ったのですが、私もAちゃんママも仕事をしているので、なかなか会う時間がありませんでした。
子ども同士で遊ばせることも難しく、ちゃんとお別れできるか心配していました。
そんな中、引っ越しまで1カ月という頃、Aちゃんママは別のママグループに入ったようでした。
そのママグループは地元の方が多く、どうもそのグループの中心にいるママ(推定40代)のお子さん・BちゃんがAちゃんのことをかなり気に入っていたようなのです。
Bちゃんママはお家にいるママで、放課後にAちゃんを自宅に呼んで、Aちゃんママの仕事が終わるまで預かっているようでした。
AちゃんママとBちゃんママがどんどん親密になるに連れて、私に対するAちゃんママの態度はどんどん冷たくなっていきました。
そして、最後には会っても無視するようになったのです。
それでもまあ...仕方がないかと思っていました。
そのままAちゃん一家は引っ越しして行きました。
冬休みに入る直前の平日、海外に行ったAちゃんが一時帰国すると聞きました。
かなり仲良しのクラスでしたので、子どもたちと一緒にみんなで集まろうとなりました。
すでにAちゃん親子からはBちゃん親子に連絡がいっているようで、Bちゃんは「Aちゃんが一時帰国したら出かけるんだ! 映画に行くんだ」と娘に言ったようです。
娘も行きたがりましたが、「誘われていないからやめておきな」と言いました。
久しぶりに会ったAちゃんママの態度はとても冷たく感じました。
しかし、まわりは仲良しのままと思っていたので「隣に座りなよ」と言われ、仕方がなく座ったのですが、Aちゃんママは一切私に話しかけようとはしませんでした。
私から「学校とかどんな感じ?」と聞いても「まあ、普通...」みたいな感じで、そこで話は終わってしまうのです。
一方、Bちゃんママとは楽しそうに話していました。
それも私を挟んで会話が行き来していたので、とても苦痛でした。
帰る時間になって、私の娘がAちゃんママに「連絡先教えて?」と聞いたのですが、きっぱりと「連絡先は教えない」と言われました。
自宅に帰るときに、娘に「離れていく友だちもいること」「追わないことも大事」と話しました。
娘が傷ついたのではと心配でしたが、しばらくするとAちゃんの名前も出てこなくなりました。
あのまま同じクラスだったら私も娘ももっとイヤな思いをしたかもしれません。
こう言ってはなんですが、引っ越してもらってよかったと考えることもあります。
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