<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
高校の同級生のYちゃんは大学の頃、大恋愛の末に学生結婚をしました。
そして大学を休学し、21歳で出産!
その後復学し、きちんと大学を卒業しました。
まだまだ子どもだった私はYちゃんの行動力に驚き、大人っぽいYちゃんのことをすごいなぁと尊敬していました。
大学生時代は同じ町に住んでいましたが、その後、私は地元に戻り結婚。
私とYちゃんが住む町は遠く、お互い家庭もあって子育てに忙しく、だんだんと疎遠になり、年賀状のやり取りのみの関係になっていました。
ところが今年、久しぶりにYちゃんから電話がかかってきて、会おうよ!と言われました。
学生の頃に戻ったような気持ちで、20年ぶりの再会を楽しみにしていました。
20年ぶりに再会した私とYちゃんは、お互い老けたことを笑いあいながら、たくさんおしゃべりをしました。
驚くことに、Yちゃんは大恋愛の末に学生結婚した男性とは離婚し、1人で息子さんを育て上げたとのこと。
年賀状のやり取りは続けていたのですが、Yちゃんが苗字を変えていなかったこともあり、私は全く気付かずにいました。
そして、Yちゃんが休学して出産した息子さんはもう社会人になっていて、今年の夏休みは息子さんに海外旅行に連れて行ってもらったと嬉しそうに話していました。
はじめのうちは、シングルで子育てをやり終えた大先輩だと感じ、その話に感動していました。
でも、話を聞いているうちになんだかモヤモヤ...。
Yちゃんの話の内容は、息子さんの年収や、息子さんのお付き合いしている女性が有名企業で働くキャリアウーマンだとか、自慢話ばかり。
さらには、都会に住む自分と田舎に住む私を比べるような話まで。
子育てについても一方的に先輩口調です。
私には高校生と中学生と小学生の子どもがいますが、大学受験や高校受験などについても親切顔でアドバイスしてきました。
田舎にはない都会の大きな塾の話など聞いても、私には何の役にも立たないのですが...。
一緒にこの田舎で育ったというのに、すっかり都会人気取りです。
久しぶりに学生時代の友人に会って、楽しい時間が過ごせると思っていたのは私だけだったようです。
さんざん自慢され、Yちゃんは満足そうな顔で去っていきましたが、私は帰宅してからもモヤモヤが止まりませんでした。
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