<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みわちゃん
性別:女性
年齢:61
プロフィール:息子夫婦と音信不通になってもう4年です。
「彼女に会ってくれない? 結婚しようと思っているんだ」
今から8年前、息子(当時30歳)が、キャビンアテンダントの彼女(当時27歳)を我が家に連れてきました。
彼女はエプロンを持って、にっこり微笑んでいました。
目を引く美人でしたが業務的というか...とってつけたような笑顔になんとなく不安を感じました。
しかし、息子は「モテる」とは無縁の人生でしたし、息子が好きになった女性なので、私も夫も反対はしませんでした。
新婚旅行はモナコだそうで、まあ優雅なこと。
そして迎えたお正月、実家で過ごそうと年末に息子夫婦が帰ってきました。
「お帰り~」
明るく迎えたところ思わぬ声が上がりました。
「普通さ『遠くから、ようこそいらしてくださいました』って言わない?」
私たちを愕然とさせた声の主は嫁でした。
泊まる部屋としてお座敷の部屋を用意しておいたのですが...。
「こんな部屋、寒くて寝れやしない」
「おせち料理を作るなんて面倒くさいよね。作る気ない」
「手のひらの上に豆腐をのせて、包丁で切るなんて怖いから嫌だ」
「仏壇って気持ち悪いよね」
文句が怒涛のように出てきます。
もちろん、エプロンなんて持ってきていません。
あまりにも身勝手な振る舞いに、夫が「たまにはピシッと言ってやれ!」と息子に言ったところ「そんなことを言ったら離婚されちゃうよ」って...。
ああ、なんて情けない。
なんだかんだと夫婦生活は続き、孫も生まれました。
孫の4歳の誕生日にはキーボードを贈りました。
「誕生日にキーボードをプレゼントします。頑張って練習をしてください。指を使うと頭もよくなるし、音楽は心を豊かにします」
「小さいときから始めると大人になってからも楽しむことができるし、きっとやっておいてよかったと思うでしょう。今度来たときには、弾いてくれることを楽しみにしています」
夫はプレゼントにそう書いたメッセージカードを添えました。
ところが、息子から「(妻が)プレゼントなんかいらないから送り返してって言っている」と連絡がありました。
意味が分かりませんでしたが、それから間もなく、キーボードを本当に送り返してきました。
息子だって方法はあったでしょうに...孫はプレゼントの存在すら知らなかったでしょう。
そして「縁を切らせていただきます」とある日突然、嫁からメールが来ました。
それっきり、今に至るまで音信不通です。
すぐに引っ越したようで、どこに住んでいるのかも知りません。
よくいう嫁姑問題は、たくさんのやりとりの中で生まれるものだと思っていました。
でも、私たちにはほとんどその機会もなく、何がなんだか分からぬまま、もう4年余り音信不通です。
息子に関しては、仕事場のホームページににこやかな顔をして載っていますが、孫はどうしているのか分かりません。
こんな環境ですから、どんな子に育つことやら...。
息子が年老いたとき「あのときは悪かったね」と思うことは...たぶんないでしょう。
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