<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ころん
性別:女性
年齢:52
プロフィール: 一人で平気なのに、外へ行ったら人見知りせずバンバン話せる珍しいタイプらしい。結婚は向かないので気ままな日々を選択。
20年ほど前、とある銀行で起きた出来事です。
当時、私が住んでいた駅の近辺に一つしかないその銀行のATMでは、通帳の繰り越しができませんでした。
私はしっかり通帳記入したいタイプだったので、「有料でいいから、新しい通帳を郵送してくれるサービスってないのかな?」と、軽い気持ちで問い合わせました。
単純にあるかないか確認するだけ、ないならすぐに「分かりました」と引くつもりです。
10分もかからない相談でした。
電話に出た女性に聞いてみると「そういうサービスはありません」とのことだったので「あ、分かりました」と電話を切ろうとしました。
しかしそのとき、「お待ちください」と止められたのです。
あれ? もういいのに...私の言い方がよくなくて混乱させてしまったのかな?と思ったところ、突然年配の男性へと電話が代わりました。
どうやら銀行の方たちは、私を「できないサービスでもやってよ!」と無理を言っている、クレーマーだと思った様子。
男性から同じように「そういったサービスはございません」と説明されたので、「はい、それはお聞きしたので、もういいんですが...」と答えると、こちらが耳を疑うようなことを言われました。
「当行がお客様に使いにくい銀行なら、別の銀行にされたらどうですか?」
どうしてそうなる? しかも他へ行けって何なの?
困惑しつつ電話を切りました。
私は、何かあってもすぐに怒ることはほとんどなく、納得いかないことや嫌なことがあったとしても、我慢するかどうかを数日考えて判断する癖があります。
今回は考えた結果、「これは意見すべきだ」と判断し、納得いかなかったことを手紙に書き、その銀行に送りました。
すると、すぐに上司の方から連絡があり、「今すぐお詫びに」という申し出を受けましたが、遠慮しました。
かなり昔のことなので今はこんなことはないのかなと思いますが...忘れられない出来事ではありました。
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