【グサッときた一言】「あなたが着ている服は...」カッコいいと思ってただけに、ショックだった指摘

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:50
プロフィール:50歳パート主婦です。

【グサッときた一言】「あなたが着ている服は...」カッコいいと思ってただけに、ショックだった指摘 4.jpg

2002年の冬の出来事です。

その頃、私(当時30歳)はすでに結婚していましたが、子どもがまだいないこともあり、比較的自由な毎日を送っていました。

隣の県に住む高校時代の友人(当時30歳)と遊ぶことが多く、週末を利用して一緒にお出かけ。

この年の冬も1泊2日の旅行へ2人で行きました。

お風呂に入ったあと、荷物の整理をしながら「明日はこれを着ようかな」と洋服を出していたときのことです。

友人が私の洋服や持ち物を見て「うさぎちゃんは着ている洋服の色が暗いよ!」と言ったのです。

一瞬、言っている意味が分かりませんでした。

「えっ、そう?」

「うん、トップスは黒だし、いつもグレーのスカートと合わせてる。そんな感じの色の服ばかり着ているよ」

グサッときた一言でした。

たしかにその頃の洋服は黒やグレーが多かったと思います。

それがカッコいいと思っていたのかもしれません。

通っていた高校は校則が厳しく、ヘアゴムは黒や茶しか認められず、部活にも夢中だったのでおしゃれとは無縁の生活でした。

プライベートでも私は一人っ子なので、お手本にする人が身近におらず、無難な黒やグレーの洋服ばかり選んでいたのかもしれません。

自分で良かれと思っていただけに、かなりのショックを受けながらその日は眠りにつきました。

次の日はアウトレットに行くことになり、自分の服選びに自信がなかったため、友人に洋服を見てもらうことにした私。

確かに友人の服の色は、明るい色、暗い色のコントラストがあるコーディネイトでメリハリがあります。

そして、私が友人から「似合う!」と勧められた服は、目の覚めるようなスカイブルーのシャツでした。

きれいな色ですが、さすがに自宅にある服と合わせにくいので、ちょっと落ち着いたブルーのシャツを買いました。

その日を境に、洋服を買うときは「色」を意識して買うようになりました。

トップスが明るめならボトムスはシックに、という感じです。

コートも黒ばかりでなくブラウンや水色、洋服が明るくなると靴やヘアアクセサリーまで華やかなものを選ぶようになりました。

友人のあのときの一言がなければ、今も私は暗い色の服ばかり着ていたかもしれません。

ハッキリ言ってくれた友人に感謝しています。

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