【押しの強い80歳母】「食べて! これも!」度が過ぎる母の「食べさせ」がついに自宅にも...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:こたつの上の猫
性別:女性
年齢:50
プロフィール:50歳の主婦で在宅ワーカー。朝から晩まで仕事場にいるSEの夫と習い事で忙しい高校生の娘の3人家族です。

93.jpg

2022年のお正月で、80歳の傘寿を迎えた実家の母。

もともと我が道を行き、周囲の言うことに耳をかさず自分の好きなように振る舞う性格でしたが、年を重ねるごとに押しの強さがますますパワーアップしてきました。

最近の母の行動で何が辛いかというと、食べ物攻撃です。

とうとう高校1年生の娘が「おばあちゃんを何とかして!」とギブアップしました。

母は私や娘を実家に呼んで、食事をふるまうことを楽しみにしています。

ところが毎回、びっくりするほどの量の料理やスイーツをテーブルいっぱいに用意するのです。

それは、そこにいる人数が食べられる量を明らかに超えています。

毎回毎回、食べ切れない過剰な量の食事がテーブルに並び、もう見るだけでゲンナリします。

ある日のメニューはこんな感じです。

しゃぶしゃぶを大皿3枚分、焼肉の盛り合わせ大皿3枚分、お椀ではなくどんぶりにあさりがいっぱい入ったお味噌汁、母自慢の巻き寿司、季節のおこわ、1人当たりミニトマト20個は入っているブロッコリーが山盛りにされた野菜サラダ。

さらに、娘が好きだと言っていたマカロン20個、どら焼き10個がずらーっと並びました。

ちなみに、このとき夫はおらず、私と娘が行ったときに出された量です。

「もうお腹いっぱい、もういいよ、ありがとう」

食事の途中、娘が食べきれずにギブアップすると、母の一人舞台が始まります。

「何にも食べてくれてない! 私のお料理が下手だったのね! ごめんね!」

まるで悲劇のヒロインのようにドラマティックに嘆きます。

食事中はひっきりなしに「これを食べて!」「これも!」と急き立てられるように声掛けをされ、終盤にはお決まりの「何も食べてないじゃない!」の一言。

まるで私たちがひどいことをしているみたい...そんな罪悪感を感じさせるセリフを母から聞かされます。

量が多すぎて美味しさを感じる余裕がありません。

食事は残すことになるのですが、「食べていない」→「美味しくなかった」と母の頭では変換されるようです。

そうなるとどんな行動に出るかというと、「何か美味しいものがないかしら、そうね、魚を焼こうかしら?」と新たに品数を増やそうとします。

「これで十分だから。美味しいよ、ありがとう」

すぐさまそう伝えますが、母は聞きません。

目の前の料理が減らないことには満足しないのです。

こんな母に対して娘は、高齢の祖母が頑張って準備してくれたのだから、と明らかに無理をして食べています。

2時間ぐらいかけてえっちらおっちら7〜8割を食べると、やっと母は「まあ! 食べてくれたのね!」と太陽のような笑顔でご機嫌になります。

娘は祖母を悲しませたくない気持ちを優先させて、頑張って食べてきましたが、とうとう限界にきたようです。

娘の足が実家から遠のきました。

その結果、母は「差し入れよ」と自宅まで突撃してくるようになりました。

持ってくるのは、当日が消費期限のフルーツのホールケーキ、マカロン30個、賞味期限が3日のどら焼き20個などなど、大量に、しかも何度も差し入れしてきます。

とうとう「おばあちゃんを止めて」と娘から懇願されました。

80歳と高齢の母ですから、好きにさせておけばいいかとも思います。

しかし、実家での執拗な食べなさい攻撃にも耐え、祖母からもらった心づくしのものを捨てたりあげたりできない、優しくて真面目な娘に我慢させるのも何か違うと感じます。

葛藤しながらも、とりあえず私にできることを、と思い、「忙しくなってきたし、留守にするから来てもいないよ」と母を牽制するようにしました。

さらに習い事が~、お友だちとのお約束が~、町内会が~、などの言い訳をして、実家に行く回数を減らし、頻繁に会うことのないように調整しています。

人気記事:ら、ラッパ飲み?「お茶の飲み方」を注意された認知症の義母の「次なる飲み方」は...?《バニラファッジ》
人気記事:《漫画》67歳母がガン闘病中に「マンション買ってん」。完成間近に告げられた余命に涙...<前編>
人気記事:《漫画》「母さんが一番大切やろ!」突然の病...仕事優先の夫の横で反抗期の息子がとった行動とは<前編>

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

コメント一覧

そのくらいの年代だと、戦後に食べ物で苦労したのかも知れないですね。私の父は75ですが、そんな理由で調理人になりましたから。美味しいものいっぱい=幸せ!なんですよね。もうそういう時代や価値観ではない、と理解してほしいところですよね。

コメントする

いつも毎日が発見ネットをご利用いただきありがとうございます。
この度、コメント機能の提供ですが、2022年7月6日をもちまして終了することとなりました。なお、過去に投稿していただいたコメントも見られない状態になります。
ご利用の読者の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。長らくのご利用ありがとうございました。
引き続き毎日が発見ネットをどうぞよろしくお願いいたします。

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP