<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ごんちき
性別:男性
年齢:47
プロフィール:宮城県の会社員です。妻と二人暮らし。子どもはいません。
私(47歳)の義理の弟(52歳・妻の弟)の話です。
義弟はすでに離婚しており、私の妻(57歳)の実家で義母(80代)と息子(17歳)と3人で暮らしています。
海外に支社を持つ製造業に勤務する義弟は、海外への単身赴任も多く、2019年から海外赴任し、現在も単身赴任中です。
当初は1年の約束でしたが、コロナ禍の影響を受け、なかなか帰国の許可が出ません。
コロナ禍が収まった時期に思い切って社長に帰国を直訴したのですが、社長からは「帰国するのならば賃金の大幅カット、もしくは退職のいずれかになりますよ」とブラックな一言を言われてしまったそうです。
どうやら今の社長は3代目の30代の方らしいのですが、先々代の社長の頃に入社した義弟とはあまり意見が合わず、お互いに嫌っているようなのです。
社長は高学歴で現場経験はないのですが、自分で情報を集めて頭で考えて実行に移す理論派のタイプ。
義弟は高卒で先々代に仕事を現場で習ってきた職人タイプ。
仕事に対する考え方が大きく違っているので、馬が合いません。
義弟は退職覚悟で帰国を検討しているようですが、他の日本人スタッフを残して帰ることに後ろめたさがあるようです。
また、年齢的に再就職が楽ではないことが予想されるので、帰国して退職する決心がなかなかつかないようです。
帰るに帰れない義弟も大変なのはわかります。
ですが、実家の方も大変なのです。
義弟は長男なのですが、実家の義母の面倒は私の妻に任せ、高校生の息子の世話まで任せざるを得なくなっています。
現在、実家の全ての家事、義母の世話、甥の世話、その他雑用諸々がすべて妻に降りかかっています。
私もできる手伝いはしていますが、義母にとってはやはり他人。
遠慮があって私には頼みごともなかなかしづらいようです。
例えば、妻の実家は古い家なので、敷地が広くて手入れが大変です。
定期的に家周りの竹木を伐採していかないと、荒れ放題になってしまいます。
見かねた私が「竹木の伐採しましょうか?」と義母に申し出ても、「大丈夫、息子が帰ってきてから頼むから」と言って断られます。
どうしようもなくなると妻を経由して私に依頼してくるのですが、遠慮があるようでなかなか頼んできません。
実の息子なら気軽に頼めるのでしょうが...。
忙しすぎる妻は、イライラするわクタクタになるわ、私の目から見ても大変そう。
義母は何かを頼みたくても妻以外にはなかなか頼めないため、オロオロすることが多く、甥は自分のことで精一杯。
妻のためにも義母のためにも甥のためにも、義弟には早く帰ってきてほしいのですが、今後のためで悩んでいる義弟に無理に帰国をお願いする訳にもいかず...。
しばらくの間は改善できそうもなくて、困り果てています。
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