「同時期に出産を迎えられるママ友Aさんは、悩みを共有できる心強い友人です。そんなAさんがお姑さんから理不尽な因縁をつけられ本当に頭に来ましたが、Aさんの旦那さんが言った言葉に救われました」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードが漫画になりました。この時、あなたならどうしますか?
子どもに難聴があることを知ったAさんのお義母さんが、病院内でたくさんの人がいるにもかかわらず、Aさんを責め立てていたのです。
Aさんはなんとかお義母さんをなだめようとしていたのですが、怒りは収まらないようで、ついには...。
「さすが役立たずの嫁ね! まともな子どもも産めないなんて! 息子とは離婚してもらうから!」
そんな信じられないようなことを大きな声で言い放ったのです。
よその家族の話に踏み込んでもな...と思い、様子を見守っていたのですが、その義母の言葉に一気に怒りがこみ上げました。
ともに大きくなっていくお腹を見せ合い、もう少しね、頑張ろうねと励まし合ってきたAさんが、そんなことを言われていいはずがありません。
そもそもまともな子どもって何なのだろうと憤りを感じ、私は息子を抱いて立ち上がろうとしました。
しかし、その前にAさんの夫が「離婚しないから」ときっぱり言い切ったのを見て、もう一度その場に座り直しました。
Aさんの夫とは何度か会っていましたが、とても温和な方で自分の主張を通すというイメージではなかったのですが、自分の母親にあれだけはっきり言えるなら...。
そう思い、これならAさんも大丈夫かなと肩の力が抜けたのを覚えてます。
その後、Aさんの夫は一緒に住んでいた義母と別居することに決めたとのことで、Aさんは家族3人で暮らすと言っていました。
幸い、Aさんのお子さんの難聴はそこまでひどいこともなく、他の子どもと変わりなく、元気に保育所や幼稚園に通っていました。
Aさんとは今でも年賀状などのやりとりをしていて、子どもたちももうすぐ成人だねなんて話をしています。
あのときのAさん夫の一言がなかったら、私は本当に怒鳴り散らしていただろうと思います。
今、思い出しても許せない出来事でした。
漫画:ヤドカリコ/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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